ベンチマークテスト：Apex Legends

人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のスコアも確認しておこう。「Apex Legends」にはプリセットが用意されていないため、画質設定はできる限り高品質になるように設定し、144Hzのフレームレート制限は解除している。また解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用している。

「Tom Clancy’s Rainbow Six Extraction」と同様、WQHD解像度までなら高リフレッシュレートな液晶ディスプレイでもその性能を発揮することができる。また4K解像度でも100fpsに迫るフレームレートで、やはり60Hzのスタンダードなディスプレイならゲームプレイには全く問題ない。

ベンチマークテスト：アサシン クリード ヴァルハラ

レイトレーシングには非対応ながら、重量級のゲームとして知られるアクションRPG「アサシン クリード ヴァルハラ」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィック品質」は“最高”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。

さすがに4K解像度では41fpsで、画質を調整しても厳しい印象。しかし、WQHD解像度なら75fps、フルHD解像度では107fpsまでフレームレートが向上しており、重量級のゲームでもレイトレーシングを使わないなら、NVIDIAがターゲットにしているフルHD解像度はもちろん、WQHD解像度でも十分な性能を発揮する。なおGeForce RTX 4060 Tiとの比較では、いずれの解像度でも約86％の性能に留まる。

ベンチマークテスト：Far Cry 6

「Far Cry」シリーズの最新作「Far Cry 6」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、「画質」は“最高”、「DXR反射」と「DXRシャドウ」は“オン”にして計測を行った。

さすがに4K解像度では約40fpsにとどまり、最高画質でのゲームは厳しい。しかし、WQHD解像度では約70fps、フルHD解像度なら約100fpsまでフレームレートが向上し、レイトレーシングを有効にした場合でも快適に動作する。またGeForce RTX 4060 Tiと比較すると、フルHD解像度やWQHD解像度では約80％のスコアにとどまるのに対して、4K解像度ではGeForce RTX 4060 Tiでも性能不足しているためか差が出なかった。

ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

レイトレーシングに対応するオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類、「グラフィック品質」は“最大”、「レイトレの反射効果」は“最大”、「DLSS」は“バランス”を選択している。

非常に重量級のゲームとして知られる「Watch Dogs Legion」では、DLSSを有効にしても30fps前半までしかフレームレートが上がらず、正直4K解像度でのゲームは厳しいだろう。ただし、WQHD解像度では57fpsで60fpsまであと一歩。フルHD解像度では75fpsをマークしており、いずれも快適にゲームを楽しむことができる。またGeForce RTX 4060 Tiとの比較では、フルHD解像度では約85％の性能なのに対して、WQHD解像度では約82％、4K解像度では約79％と、負荷が上がるに連れてその差も広がり、同じレイトレーシングに対応するゲームでも「Far Cry 6」とは異なる挙動を示した。