エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1306
2023.07.02 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
日々、目にするだけでなく、CPUやグラフィックスカードの冷却性能にも影響を与えるPCケース。ここではフロント、トップ、右サイドパネルの前方部にメッシュを用いたエアフロー重視ケースの「MPG VELOX 100P AIRFLOW」を選択した。PC内部を魅せる左サイド強化ガラスパネルに、フロントメッシュパネルの上下部と、電源カバー部にLEDバーを内蔵するなど、魅せる要素にも隙はない。
全高175mmまでのCPUクーラーや、最大380mmのグラフィックスカード、フロントとトップへの360mmラジエーター搭載に対応と、拡張性も十分だ。
高エアフローと魅せる要素を備えた「MPG VELOX 100P AIRFLOW」。リアの排気120mmファンにも、RGB LEDが内蔵されている |
フロントパネルのメッシュ部にLEDバーを内蔵。PCフロントをひかえめにライトアップする |
右サイドパネルの前方もメッシュになっているのもポイントだ |
内部はスッキリしたデザインで、組みやすい |
組み合わせた電源ユニットは、PCI Express 5.0世代の12+4pin仕様の補助電源コネクタとなる12VHPWRを備えた「MPG A850G PCIE5」だ。80PLUS GOLD認証を取得した容量850Wモデルになる。12VHPWRケーブルなど、一部を除いてケーブルは取り回ししやすく、見た目も良いフラットタイプになっている。
次世代規格のPCIe 5.0とATX 3.0に準拠し、日本メーカー製105°コンデンサーを搭載する「MPG A850G PCIE5」。フルモジュラー方式のフラットケーブルを採用する |
「MPG VELOX 100P AIRFLOW」と組み合わせると、ケースボトムの電源ユニットスペースから、良い感じにロゴが見えるようになる |
そのほかNVMe M.2 SSDには、PCI Express 4.0(x4)に対応したCrucial「P5 Plus」の1TBモデルを搭載した。実測でリード6,700MB/s、ライト4,900MB/sと高速だ。
Crucial製NVMe M.2 SSDの「P5 Plus 1TB」。実測値はPCI Express 4.0(x4)接続のNVMe M.2 SSDでは最速クラス |