エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1309
2023.07.08 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
ブラックに塗装されたアルミニウムヒートシンクの上に、ターボブロワーファンを搭載する「A-M2HS03-BK」。ファンの固定金具もブロワーファンに合わせて丸みを帯びているため、その外観は”カタツムリ”を彷彿とさせるユニークなデザインになっている。また冷却ファンの排気口は、ヒートシンクの直上に来るように配置され、ファンから発生した風をヒートシンクに吹き付けることでヒートシンクの熱を強制的に排出することができるように設計されている。
アルミニウムヒートシンクの上に、丸みを帯びたマウンタを使いターボブロワーファンが実装されている |
冷却ファンはAkasaブランドの「DL501512L」で、サイズは50×50×15mm、ケーブル長は約300mm |
ファンコネクタは3pin仕様 |
製品出荷時は、ヒートシンクと台座部分はネジで固定されておらず簡単に外す事ができる |
ターボブロワーファンとヒートシンクは4本のネジで固定されていた |
ターボブロワーファンの排気口はヒートシンクの直上に来るよう設置され、ファンからの風がヒートシンクに吹き付ける仕組み |
続いて「A-M2HS03-BK」の組み立て方法を確認していこう。とは言え、その手順は台座部分にシリコンパッドを貼り付け、その上にSSDを設置。さらにその上にもう1枚のシリコンパッドを貼り付け、ファン付きヒートシンクを載せて4本のネジで固定するだけ。必要な工具もプラスドライバーのみで、初心者でも戸惑うことなく作業を終えることができるだろう。
まずは台座部分にシリコンパッドを貼り付ける。なおシリコンパッドは一般的なものより柔らかいため破かないよう注意しよう | シリコンパッドを貼り付けた台座の上に、コントローラが上になるようSSDを設置 |
その上にもう1枚のシリコンパッドを貼り付ける | 4本のネジでファン付きヒートシンクを固定すれば作業は完了 |
マザーボードのM.2スロットに装着したら、3pinファンコネクタを忘れずに接続しておこう |
今回はテスト用のマザーボードにASRock「Z790 Steel Legend WiFi」を使用しているが、グラフィックスカードと干渉することはなかった |