エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1316
2023.07.24 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
ここからは評価サンプルをパッケージから取り出し、画像によるチェックを進めていこう。まずはPCI Express 3.0(x4)接続のNVMe M.2 SSD「RGAX」からだ。フォームファクタは現状最も一般的なM.2 2280で、主要なパーツはコントローラと4枚のNANDフラッシュのみというシンプルな構成。またすべてのパーツを表側のみに実装する片面実装方式のため、ストレージ用とワイヤレス用のM.2スロットが亀の子になっているNUCのような超小型ベアボーンでも干渉する心配はないだろう。なおNANDフラッシュにはMicron B47Rが採用されていた。
主要な構成パーツはSSDコントローラと4枚のNANDフラッシュのみ。すべて表面に実装されている |
コントローラにはDRAMキャッシュレスのRealtek「RTS5766DL」を搭載 |
NANDフラッシュは176層3D TLC NANDフラッシュ「Micron B47R」を採用 |
M.2スロットのコネクタはNVMe SSD向けのKey-M形状 |
基板の裏面には主要パーツやパターンはなく、スペックシールが貼り付けられていた |
続いて2.5インチSATA 3.0 SSD「MGAX」シリーズをチェックしていこう。筐体はプラスチック製のはめ込み式で、ネジ類は一切使用されていなかった。また主要なパーツは「RGAX」シリーズと同様、コントローラと4枚のNANDフラッシュのみのシンプルな構成だ。
トップカバーにはパッケージと同様、容量によって異なるカラーのシールが貼り付けられている。なお本体重量は実測約34gで、2.5インチSSDとしてはかなり軽い |
ボトムカバー部分には型番や、ファームウェアのバージョンなどが記載されたシールを貼り付け |
プラスチック製のトップカバーは、ボトムカバーにあるプラスチック製の爪で固定されていた |
こちらも主要なパーツはSSDコントローラと裏表各2枚、計4枚のNANDフラッシュのみ |
コントローラはSATA 3.0対応のRealtek「RTS5735DLT」。発熱が少ないことからメタルプレートは貼り付けられていなかった |
NANDフラッシュには容量512GBの3D TLC NAND「Micron B47R」を4枚搭載 |