エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1316
2023.07.24 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
PCMark10:Full System Drive Benchmark |
SATA 3.0インターフェイスの限界もあるため、「PCMark」のスコアは811、Bandwidthは134.3MB/s、Average access timeは214μsで、「RGAX」シリーズに比べるといずれも約45%のスコア。とは言え、実際の転送速度の差を考えると健闘しており、オフィス作業のような軽い処理なら大きな差を感じることはないだろう。一方、高解像度動画や画像などを大量に扱う場合には、「RGAX」シリーズ以上の製品を選択したほうがいい。
3DMark:Storage Benchmark |
「PCMark」よりも差が広がり、「RGAX」シリーズに比べると約40%のスコアに留まる。特にBattlefield Vのロード時間や、データの移動時間ではその差が大きく、シーケンシャルアクセス性能の差が影響しているようだ。最近ではゲームのデータサイズは肥大化しており、最新ゲームをプレイするなら、「RGAX」シリーズ以上の製品がオススメだ。
ATTO Disk Benchmark 4.01 |
シーケンシャル読込は最高512MB/s、書込は最高479MB/sで、「CrystalDiskMark 8.0.4」と同様公称スペックに迫るパフォーマンスを発揮している。また256KB以降はほとんどグラフにブレがなく、常に転送速度も安定している。