エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1320
2023.08.08 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて、人気サバイバルホラーゲーム「BIOHAZARD RE:4」のフレームレートを確認していこう。「グラフィック品質」は“画質品質重視”と“限界突破”に設定し、“限界突破”ではレイトレーシング機能をオフにした状態でも計測を実施。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用している。
レイトレーシング機能を有効にした状態では最高画質設定は厳しいものの、レイトレーシング機能を無効にすれば画質品質重視はもちろん、限界突破でもフルHD解像度なら高リフレッシュレートな環境が期待できる。また画質品質重視なら、WQHD解像度でも平均73.6fps、min1%fpsも60.7fpsを維持することができ、快適にゲームを楽しむことができるだろう。
ゲームベンチマークのラストは最新アクションゲーム「STAR WARS Jedi: Survivor」のフレームレートを確認していこう。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、「画質」は“低設定+レイトレオフ”、“エピック設定+レイトレオフ”、“エピック設定”の3種類を選択している。
レイトレーシング機能を有効にすると厳しいのは「BIOHAZARD RE:4」と同じ。しかし、レイトレーシングを無効にした状態であれば、“低設定+レイトレオフ”はもちろん“エピック設定+レイトレオフ”でもフルHD解像度ならmin1%fpsが60fpsを切ることはなく、快適にゲームを楽しむことができる。
ゲーム関連のベンチマークが一段落したところで、消費電力をチェックしていこう。ストレステストには「3DMark Time Spy Extreme Stress Test」を使い、実行中の最高値を高負荷時、起動後10分間何もせず放置した状態をアイドル時として計測を行った。
アイドル時の消費電力は77W、高負荷時でも最高277Wまでしか上がらなかった。これなら、CPUにも同時に負荷がかかるような作業を行う場合でもASRockが推奨している600Wクラスの電源ユニットを用意してやればまったく問題はないだろう。