エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1332
2023.09.06 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからはRadeon RX 7800 XTのリファレンスモデルとASRock「RX7700XT CL 12GO」を実際にPCに組み込み、気になるパフォーマンスをチェックしていこう。テスト環境にはAMD Ryzen 9 7950X3DとAMD X670Eチップセットを採用する「X670E Taichi」をベースにしたPCを用意し、比較対象としてRadeon RX 6800 XTとRadeon RX 6700 XTを搭載したグラフィックスカードを用意した。
幅267mmのASRock「X670E Taichi」とほぼ同じ長さのRadeon RX 7800 XTのリファレンスモデル。一般的なATXマザーボードだとわずかに先端がはみ出る形になるだろう |
GPUコアはNavi 32で、ゲームクロックは2,124MHz、ブーストクロックは2,430MHz。なおテスト時は最高2,667MHzまでクロックが上昇した |
「RX7700XT CL 12GO」のほうもASRock「X670E Taichi」とほぼ同じ長さ。ただし、やや幅が大きいためコンパクトなPCケースで使用する場合は、一応クリアランスを確認しておいたほうがいいだろう |
ゲームクロック2,226MHz(リファレンス2,171MHz)、ブーストクロック2,584MHz(リファレンス2,544MHz)のオーバークロック仕様。なおテスト時の最高クロックは2,660MHzだった |
AMDから提供されたテスト用ドライバにはワンクリックでFSRやRadeon Boost、Anti-Lag/Anti-Lag+を有効化することができる最新機能「HYPR-RX」が用意されていた |