エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1332
2023.09.06 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
迫力のあるアクションが人気のオープンワールド型RPG「FORSPOKEN」のゲーム内ベンチマーク結果も確認しておこう。画質設定プリセットは“最高”、「レイトレースシャドウ」は“ON”、「レイトレース・アンビエントオクルージョン」は“ON”、「AMD FidelityFX Super Resolution 2」は“バランス”を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行った。
「FORSPOKEN」はビデオメモリの使用量が非常に多いことから、Radeon RX 7700 XTではシーンによってメモリ容量が不足してしまう。そのため、Radeon RX 7800 XTに比べると、4K解像度では約6割、WQHD解像度やフルHD解像度でも30%以上もの大きな差がついた。
とはいえ、Radeon RX 7700 XTでもWQHD解像度までなら最高画質で74fpsをマークし、ゲームのプレイには問題なし。さらにRadeon RX 7800 XTなら4K解像度でも60fpsを楽にクリアしており、快適にゲームを楽しむことができるだろう。
オープンワールド型アクションRPGの大作「Cyberpunk 2077」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類。「クイックプリセット」は“レイトレーシング:ウルトラ”、「AMD FidelityFX Super Resolution 2.1」は“バランス”に設定している。
レイトレーシングと超解像技術を有効にしていることもあり、Radeon RX 7000シリーズはいずれも先代モデルを上回るフレームレートを叩き出している。またRadeon RX 7800 XTとRadeon RX 7700 XTを比較するとその差は約12%で、これまでのテストに比べると高解像度環境での差が縮まっている。
ゲーム系ベンチマークのラストは、AMDプラットフォームに最適化されている最新オープンワールドゲーム「Starfield」をチェックしていこう。「グラフィックのプリセット」は“ウルトラ”、「ダイナミックレゾリューション」は“オフ”に設定。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートは惑星クリートの着陸地点から研究所までのルートをCapFremeXにて計測している。
スコアの傾向は「FORSPOKEN」に近く、Radeon RX 7800 XTとRadeon RX 7700 XTの比較では、すべての解像度で約30%の差がついた。とはいえ、メインターゲットのWQHD解像度までならRadeon RX 7700 XTでも60fpsを上回り、快適な動作が可能。さらにRadeon RX 7800 XTであれば、4K解像度でのゲームプレイも十分に視野に入ってくるだろう。