エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1334
2023.09.12 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:pepe
画像による検証が一段落したところで、ここからは「Trident AS 13NUC7-493JP」を実際に起動して気になる性能を確認していこう。容量約10リットルサイズのコンパクト筐体に最新パーツを詰め込んだスリムゲーミングPCは、どのようなパフォーマンスを発揮してくれるのだろうか。
CPUはPコアが8コア/16スレッド、Eコアが8コアのCore i7-13700Fを搭載。またチップセットにはIntel B760を採用する |
Power Limitを確認したところ、PL1はProcessor Base Powerと同じ65Wだが、PL2はMaximum Turbo Powerの219Wよりも低い115Wに設定。ただし、シングルスレッド処理時は概ね5.10GHz、最高5.20GHzまで上昇するのを確認した |
GPUのブーストクロックは2,490MHzのオーバークロック仕様。さらにテスト実行中は最高2,760MHzまで上昇した |
メモリはSamsung製DDR4-3200 SO-DIMMメモリ「S0IQ1F031836B00906」を2枚搭載する |
SSDはSamsung「PM9B1」シリーズの1TBモデル「MZVL41T0HBLB-00BTW」。公称転送速度はシーケンシャル読込3,600MB/s、書込3,000MB/s、ランダム読込500,000 IOPS、書込420,000 IOPS |
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x4)に対応する |
シーケンシャル、ランダムとも公称値を超える転送速度を記録 |
「MSI Center」では、システムのリアルタイム監視に加え、必要に応じて「Mystic Light」や「LAN Manager」など機能を追加して、自分なりのオリジナルのユーティリティを構築できる |
Android向けのゲームをWindows環境でプレイできるエミュレータ「MSI APP Player」もインストールされていた |