ベンチマークテスト：Apex Legends

人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のスコアも確認しておこう。「Apex Legends」にはプリセットが用意されていないため、画質設定はできる限り高品質になるように設定し、144Hzのフレームレート制限は解除している。また解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用している。

フルHD解像度は196.7fps、WQHD解像度は144.2fpsで、「Tom Clancy’s Rainbow Six Extraction」と同じくWQHD解像度までなら高リフレッシュレートな液晶ディスプレイとの組み合わせがオススメだ。さらに4K解像度でも81.3fpsで、マルチプレイでも快適に動作させることができる。

ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

オープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。グラフィック品質は“最大”、レイトレの反射効果は“最大”、DLSSは“バランス”に設定して、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行っている。

レイトレーシングに対応するオープンワールド型ゲームの中でも特に重量級として知られる「Watch Dogs Legion」だが、“DLSS”を使用することで、フルHD解像度やWQHD解像度ならマルチプレイでも快適に動作する。ただし、4K解像度では34fpsまでスコアが落ち込み、レイトレーシングは無効にしたほうがいいだろう。

ベンチマークテスト：F1 22

続いてレイトレーシングとDLSS 3に対応するレースゲーム「F1 22」のベンチマーク結果を確認していこう。ベンチマークの解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、「詳細プリセット」は“超高”、「アンチエイリアス」は“NVIDIA DLSS”、「DLSS超解像度モード」は“バランス”、「DLSSフレーム生成」を“オン”に設定。テストコースは“バーレーン”を選択した。

GeForce RTX 4060のメモリ帯域が狭いこともあり、DLSS 3を有効にしても4K解像度でのゲームプレイはやや厳しい印象。しかし、WQHD解像度やフルHD解像度では100fpsを大きく上回るフレームレートを記録しており、高リフレッシュレートな液晶ディスプレイでゲームを楽しめる。

ベンチマークテスト：Cyberpunk 2077

オープンワールド型アクションゲーム「Cyberpunk 2077」のスコアもチェックしておこう。クイックプリセットは“レイトレーシング:ウルトラ”をベースに、「DLSS Frame Generation」を“有効”、「DLSS Super Resolution」を“バランス”に設定し、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行った。

「Watch Dogs Legion」と同様、非常に重量級のゲームとして知られる「Cyberpunk 2077」だが、フルHD解像度では88.42fps、WQHD解像度でも65.6fpsで、テスト中のゲームもなめらかに再現できていた。「DLSS 3」で追加されたフレーム生成機能が利用できるメリットは非常に大きいことがわかる。ただし、4K解像度では39.48fpsに留まり、レイトレーシングは無効にしたほうがいいだろう。