エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1339
2023.09.27 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて「SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 7800 XT GAMING OC 16GB GDDR6」の詳細をチェックしていこう。直径100mmのデュアルボールベアリングファンや、2ブロック構成の大型ヒートシンクなどで構成されるオリジナルトリプルファンクーラー「Tri-X」を搭載するため、カードサイズは長さ320mm、幅134.85mm、厚さ61.57mm、占有スロットは3スロットと、このクラスのグラフィックスカードとしてはかなり大型。本体重量も実測1,608gもあるため、水平に設置する場合には付属のVGAサポーターを併用したい。
Radeon RX 7800 X搭載グラフィックスカードとしてはかなり大型。ミニタワーPCケースや、Mini-ITXケースで使用する場合はクリアランスを確認しておこう |
本体重量は実測1,608g。カードの長さもあるため付属のVGAサポーターの併用を強くオススメする |
ちなみにカードのデザインは、以前詳細検証をお届けした「NITRO+ AMD Radeon RX 7900 XTX Vapor-X 24GB」と同じ、グレーで統一した落ち着いたスタイルで、なめらかなカーブを描くクーラーカバーやメタルバックプレートに加え、基板の歪みを防止する「冷間圧延鋼フレーム」を備える。
なめらかなカーブを描くグレーのクーラーカバーを搭載 |
基板裏面の「メタルバックプレート」はクーラーカバーと同じグレーに塗装 |
2ブロック構成のヒートシンクはヒートパイプで連結。またVGAクーラーは3スロット厚のブラケットにピッタリ収まるよう設計されている |
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16) | 補助電源コネクタは8pin×2で、その脇にはマザーボード接続用のARGB LEDコネクタを実装 |
「角速度ファンブレード」を備える100mm径のデュアルボールベアリングファンを採用 | ベースプレート部分にはGPUとしっかりと密着するようリテンションを実装 |
カードの先端部分はクーラーカバーとバックプレートによって密閉されている |
出力インターフェイスはHDMI 2.1a×2、DisplayPort 2.1×2の計4系統 |