エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1341
2023.10.03 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
ここからは「鏡界 PG-KS47」の電源を投入し、各種ベンチマークを用いたパフォーマンス検証を行っていく。スペックをおさらいしておくと、CPUは16コア/24スレッドで動作するCore i7-13700、CPUクーラーにはストームオリジナルの240mmサイズラジエーター採用オールインワン型水冷ユニットを搭載。GeForce RTX 4070 12GBグラフィックスカードに、DDR4-3200MHzの32GBメモリ、PCI Express 3.0(x4)対応の1TB NVMe M.2 SSDが組み込まれている。
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16コア/24スレッドCPUのCore i7-13700を搭載する | 評価機のマザーボードには、MSI「PRO B760M-A DDR4 II」が組み込まれていた |
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メモリは、DDR4-3200MHzのCL22-22-22で動作 | パワーリミット設定は、インテル標準設定のPL1:65W/PL2:219Wから、PL1:253W/PL2:253Wへ引き上げられていた |
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高ワークロード時は、Pコア5,088~5,188MHz、Eコア3,990~4,091MHzで動作していた |
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GeForce RTX 4070を搭載する「INNO3D GEFORCE RTX 4070 TWIN X2」を採用。リファレンスクロックモデルだが、GPUコアクロックは、最大2,850MHzまで伸びていた |
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ストレージは、PCI Express 3.0(x4)に対応するCrucial「P3」の1TB「CT1000P3SSD8」を搭載 | 「CrystalDiskMark 8.0.4」の結果。日常からゲーミングまで、十分なパフォーマンスを発揮する読み書き速度となっている |
まずは3Dレンダリングベンチマークの「CINEBENCH」を使用して、CPUの純粋なパフォーマンスを見ていこう。テストにはまだ計測データが少ないが、9月に公開された最新バージョンの「CINEBENCH R24」のほか、CINEBENCH R23/R20/R15を実行。動作に問題はないが、パワーリミット設定がPL1/PL2ともに253Wなうえ、240mmサイズラジエーターとあって、サーマルスロットリングが発生していた。そのため、データベース上のCINEBENCH R15とR20と比べると、スコアはわずかだが下回っていた。