エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1351
2023.10.31 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
続いては、まだまだ人気タイトルの多くが採用しているDirect X11環境におけるパフォーマンスを「3DMark」の「Fire Strike」でチェックしよう。テストプリセットは「Fire Strike」と「Fire Strike Extreme」、「Fire Strike Ultra」の3種類すべてを実行した。
フルHDの無印テストでは、テスト中のフレームレートが最大200fpsオーバーに到達。WQHDの「Fire Strike Extreme」でも110fpsを上回り、重量級ゲームでも高リフレッシュレートのプレイが楽しめそうだ。また、4Kテストの「Fire Strike Ultra」でも60fpsに迫るフレームレートで動作しており、スコアも10,000オーバー。Direct X11環境でもゲームタイトルや画質設定次第では4Kプレイも視野に入ってくる。
「MAG Codex 6 13NUE-001JP」はレイトレーシング対応のGeForce RTX 4070を搭載していることから、「3DMark」のレイトレーシングテスト「Port Royal」にて確認しておこう。
スコアは10,913とまずまずの結果で、テスト中のフレームレートは約50fpsだった。シングルプレイ想定の快適プレイまではあと一歩といったところだが、超解像技術のDLSS 3に対応したタイトルが利用できれば、大幅なフレームレートの改善が見込めるだろう。
ここからは、実際のゲームプレイを想定したテストに移っていこう。まずはMMORPGの人気タイトル「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークテストを実行する。グラフィックス設定は“最高品質”を選択し、解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドットの2パターンに設定した。
ベンチマークにおける“非常に快適”の水準は15,000ポイントだが、フルHDはもちろんWQHD解像度でも楽々上回っている。フレームレートはWQHDで平均167fpsに達しており、最大170Hz駆動に対応する「G274QPF-QD」の性能をフルに活かしきることが可能だ。