エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1351
2023.10.31 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
次はバトルロイヤル系の人気タイトル「Apex Legends」をプレイし、その際のパフォーマンスをチェックしてみよう。画質設定はできる限り高品質な設定を選択し、フレームレート制限も解除。解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドットの2パターンで、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
フルHD環境では平均281fpsと文句なし、WQHD解像度でも平均220fps以上をマークした。画質を盛った状態であっても、「G274QPF-QD」のスペック上限である最大170Hzに張り付きの状態でプレイできそうだ。
続いて同じくバトルロイヤル系タイトルから、軽量な「VALORANT」をプレイしてパフォーマンスを確かめてみる。こちらも画質はできる限り高品質になるように設定しつつ、フレームレート制限も解除。解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドットの2パターンを選択し、「CapFrameX」を使用してフレームレートを計測した。
さすが軽量級タイトルとあって、WQHD解像度でも「G274QPF-QD」のリフレッシュレートを遥かに上回るフレームレートを叩き出している。常時170Hzに張り付きのプレイが狙えることは間違いなく、対戦相手に遅れを取ることはないだろう。
次はヘビー級のグラフィックス処理が要求されるオープンワールド型アクションRPGの「Cyberpunk 2077」における挙動を見ていこう。「クイックプリセット」は“ウルトラ”および“レイトレーシング:ウルトラ”を選択、レイトレーシング動作時は「DLSS Frame Generation」を有効、「DLSS Super Resolution」をバランスに設定している。解像度はこれまで通り1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドットの2パターンだ。
一転して重量級タイトルを動かすことになったわけだが、“ウルトラ”ではフルHDでこそ問題なくプレイできそうなものの、WQHD解像度になると平均40fps前後というやや頼りない状態に。ところがレイトレーシングを有効にしながら、DLSS 3の「フレーム生成」機能も合わせて有効化すると、フレームレートが大幅改善。WQHD環境でも平均120fps近い滑らかさで動作していた。
DLSS対応タイトルであれば、重量級タイトルでもレイトレーシング込みのリッチな映像を快適に楽しめそうだ。
ゲーム系検証のラストは、人型機動兵器のACを駆って巨大メカと戦うアクションゲーム「ARMORED CORE VI」で締めくくろう。「映像品質」は可能な限り高品質になるよう設定、解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドットの2パターンを選択して「CapFrameX」による計測を行った。
「ARMORED CORE VI」のフレームレート上限は120fpsのため、フルHDとWQHDともに平均110fps前後という結果に落ち着いた。WQHD解像度でもほぼ上限の120fpsに張り付きでプレイできるわけで、「MAG Codex 6 13NUE-001JP」はミドル級ゲーミング液晶のパフォーマンスを十分引き出せるスペックを備えているようだ。