エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1352
2023.11.03 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕/池西樹(テストセッション)
Core i7-14700KではPL1/PL2=4,096Wの設定でも若干余力を残していた「MAG CORELIQUID E360」。そこで動作クロックが高く、Eコア数も多い最上位CPU Core i9-14900KのPL1/PL2=4,096Wの設定でも検証を進めていこう。
「OCCT 12.1.10」では、Package Powerが250~300Wまで上昇するもののCPUの温度は概ね90℃前後で推移する。ただし、「CINEBENCH 2024」ではPackage Powerは最高351W、平均値も300W前後で、CPU温度も許容最高温度の100℃で張り付いている。Pコアクロックも5.3GHz~5.7GHzの間で細かく変動しており、TDP300W前後が「MAG CORELIQUID E360」の冷却性能の限界になるようだ。
ファン回転数はいずれもフル回転の1,800rpm前後、ノイズレベルも47dBA前後で安定している。