エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1359
2023.11.16 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからはハイスペックゲーミングノートPC「GALLERIA UL9C-R49」の実力をみていこう。スペックをお復習いすると24コア/32スレッドCPUのCore i9-13900HXに、GeForce RTX 4090 Laptop GPU、DDR5 32GBメモリ、PCI Express 4.0対応NVMe SSDを搭載。
Core i9-13900HXは、Pコア 8コア/16スレッド、Eコア 16コア/16スレッドの32スレッドで動作 | 本体には、CLEVO「X370SNx-G」が使用されている |
4,800MHz駆動のDDR5メモリを採用。容量は32GBになる | Core i9-13900HXには、GPUの「Intel UHD Graphics」が内蔵されている |
GeForce RTX 4090 Laptop GPUのSM(Streaming Multiprocessor)や、CUDAコア数は、デスクトップ向けGPUのGeForce RTX 4080と同じだ |
ゲーミングテスト中のGPUコアクロックは、2,355MHzまで伸びていた | 評価機のPCI Express 4.0対応NVMe SSDは、Micron 3400が採用されていた |
「CrystalDiskMark」の実測では、リード6,600MB/s、ライト4,900MB/sの高パフォーマンスを発揮した |
「GALLERIA UL9C-R49」は、独自ユーティリティ「Control Center」から、動作モードを切り替え可能になっている。最大パフォーマンスを発揮する「パフォーマンス」や、性能と消費電力のバランスが良い「エンターテイメント」、GeForce RTX 4090 Laptop GPUを使用しない「省電力」、CPUパワーリミットを大きく下げる「静音」の4つのモードを備えている。ここでは「パフォーマンス」「エンターテイメント」の2つのモードでパフォーマンスをチェックしてみた。
独自ユーティリティ「Control Center」は、動作モードをリアルタイムに切り替え可能 |
省電力モードでは、GeForce RTX 4090 Laptop GPUを使用しなくなる |
「Control Center」からはキーボードのバックライトや、キーボード/マウスのマクロ設定、バッテリ充電オプションなどが制御可能 |
「エンターテイメント」モードでは、CPU Power Limitの設定が、PL1(Static/Dynamic)は55.0W、PL2(Static/Dynamic)は130.0Wに設定される | 「パフォーマンス」モードは、PL1/PL2のStatic値は同じだが、Dynamic値はPL1 125.0W、PL2 162.0Wまで引き上げられている |
「省電力」モードでは、Dynamic値がPL1 45.0W、PL2 30.0Wに設定される |