エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1364
2023.11.30 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ここからは、引き続き「Modern MD2712PW」の洗練されたホワイトの外観をチェックしていく。下辺以外の3辺を狭額縁仕様としたフレームレスデザインが特徴で、ベゼル幅は最薄部でわずか2.4mm。マルチディスプレイを構築した場合でも、“画面の継ぎ目”はそれほど気にならないはずだ。パネル自体の厚みも控えめなほか、ポール状のスタイリッシュなスタンドも相まって、全体的に圧迫感のないスリムな印象を受ける。
上/左/右のベゼル幅は2.4mmで、非表示エリアを合わせても4.6mmほど。ギリギリまで画面領域を確保したフレームレスデザインが採用されている |
パネルから筐体背面までの厚みは73mm。上部には排気用のスリットが設けられているようだ |
中央上部にMSIロゴを配置した以外は、極めてシンプルな外観の背面部。ホワイトの筐体とスタンド基部のシルバーの配色は上品で好感が持てる |
フロント右下には、電源ボタンなど各種操作ボタンが集められている | ポール状のスタンドには、ディスプレイケーブルなどをまとめるケーブルガイドを取り付けることが可能だ |
エントリーモデルとあって、入力インターフェイスはHDMI 1.4bとUSB Type-C(DP Alt mode)の2系統。いずれも1,920×1,080ドット/リフレッシュレート100Hzに対応している。それ以外はヘッドホン出力とACアダプタ用のジャックを備えるのみだ。なお、フロントボトムには3W+3Wのスピーカーも内蔵されている。
「Modern MD2712PW」の扱いやすさを象徴する存在として、自由度の高い多機能スタンドも見逃せない要素だ。シームレスにグリグリ動かせる4-Wayスタンドで、-5~20°チルト、-30~30°スイベル、-90~90°ピボットに対応。最小400~最大510mm(110mm範囲)の高さ調整も可能だ。また、奥行き方向も約200mmとスリムなため、設置場所にもそれほど苦労しないだろう。
シンプルな見た目ながら、十分な可動範囲を備えたスタンド。チルトは-5~20°、スイベル-30~30°、縦長使用可能なピボットにも対応している |
高さは合計110mmの範囲で上下させることができる |
奥行きは200mmとスリムなため、占有面積は小さい。窮屈さはほとんど感じないはずだ |