エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1366
2023.12.05 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからは「GALLERIA RM7C-R45」の実力をみていこう。スペックをおさらいすると、CPUは14コア/20スレッド搭載のCore i7-13700H、グラフィックスはCPU内蔵GPUにIntel Iris Xe Graphics、ディスクリートGPU(dGPU)にGeForce RTX4050 6GB Laptop GPU、DDR5 16GBメモリ、PCI Express 4.0対応の1TB NVMe SSDがそれぞれ搭載されている。
Core i7-13700Hは、Pコア 6コア/12スレッド、Eコア 8コア/8スレッドの14コア/20スレッド動作になる | PC本体には、CLEVOの「NV4xRNx」が使用されていた |
メインメモリは4,800MHz駆動のDDR5メモリを採用。容量は8GB×2枚の16GBになる | Core i7-13700Hには、高性能なIntel Iris Xe Graphicsが内蔵されている |
dGPUには、GeForce RTX4050 6GB Laptop GPUを搭載する | GeForce RTX4050 6GB Laptop GPUのGPUコアクロックは、ブーストクロックを大きく上回る2,550MHzまで伸びていた |
評価機のPCI Express 4.0対応NVMe SSDは、Micron 3400が採用されていた | 179,980円という価格ながら、実測はリード6,600MB/s、ライト4,900MB/sの高パフォーマンスを発揮 |
GALLERIAノート「GALLERIA RM7C-R45」には、動作モードの変更やキーボード/マウスのマクロ、バッテリ充電オプションなどを設定できる独自ユーティリティ「Control Center」が導入されている。動作モードは、最高のパフォーマンスを発揮する「パフォーマンス」、性能と消費電力のバランスが良い「エンターテイメント」(デフォルト設定)、ディスクリートGPUを使用しない「省電力」、CPUパワーリミットを下げて運用する「静音」の4つのモードを備えている。ここでは、「パフォーマンス」に設定して各種テストを実行することにした。
独自ユーティリティ「Control Center」。動作モードをリアルタイムに切り替えできる |
省電力モードでは、ディスクリートGPUを使用しなくなる | キーボードバックライトの設定もできる |
そのほかキーボードとマウスのマクロ設定や、バッテリ充電の制御も可能 |
「エンターテイメント」モードでは、CPU Power Limitの設定が、PL1(Static/Dynamic) 45.0W、 PL2(Static/Dynamic) 82.0Wに設定される | 「パフォーマンス」モード。PL1/PL2のStatic値は、「エンターテイメント」モードと同じだが、Dynamic値はPL1 95.0W、PL2 120.0Wまで引き上げられる |
「省電力」モードも、PL1/PL2のStatic値は「エンターテイメント」と同じだが、Dynamic値はPL1/PL2ともに30.0Wに設定される。消費電力を下げることで、発熱とファン回転数を抑える訳だ |
「Sound Blaster Studio」に対応。「Creative App」では、サウンドモードや、再生デバイスの設定、エフェクトのカスタマイズが可能 |