エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1366
2023.12.05 更新
文:撮影・藤田 忠
続いては定番eスポーツタイトルの「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」だ。解像度は1,920×1,080ドットで、グラフィックス設定は「総合品質」の「最高」を選んだ。さらに「レンダリングのスケーリング」はデフォルトの「50%」に加え、「100%」も選択し、フレームレートはゲーム内のベンチマークを利用して計測した。
軽量タイトルとあってレンダリングスケールを100%に設定しても、平均フレームレートは187fpsと、144fpsの張り付きプレイを楽しめるフレームレートになっている。
「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と同じく人気のある「Apex Legends」の結果もみていこう。グラフィックスの設定はできる限り最高品質になるように設定し、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録した。
「スポットシャドウディテール」以外を「極」や「最高」「高」に設定した状態でも、平均フレームレートは158.9fpsと144Hz液晶ディスプレイを活かせる結果になっている。ただ、1パーセンタイル点は144fpsを下回っていたので、144Hz張り付きプレイ時は、「テクスチャフィルタリング」など、画質設定を落とす必要があるが、バトルロイヤルゲームで人気のある「Apex Legends」を滑らかな表示でプレイ可能だ。
「GALLERIA RM7C-R45」は、同価格で「Xbox Game Pass Ultimate 1カ月間版」が付属しているモデルも用意されている。せっかくなので、「Xbox Game Pass Ultimate」でプレイできる最新ゲームタイトルも試していこう。
まずは桐生一馬の視点から「龍が如く6 命の詩。」以降の物語が描かれている「龍が如く」シリーズ最新作「龍が如く7外伝 名を消した男」で確認していこう。グラフィックス設定はプリセットの「最高」を選び、「アンチエイリアス」は「NVIDIA DLAA」に設定した。フレームレートは「CapFrameX」を使用して記録した。
戦闘シーンを含めて、フレームレートをチェックしたが、最高画質でも平均フレームレートは72.4fpsと、快適にプレイできた。また、DLSSをバランスで有効にすると、フレームレートは130fpsまで伸びたので、より負荷の高いシーンでも問題なくプレイできるだろう。
ゲーミングパフォーンスチェックの最後は、最新レーシングゲーム「Forza Motorsport」だ。フレームレートの計測には、内蔵ベンチマークを使用し、グラフィックス設定は、レイトレーシングはオフのまま、最も高い「ウルトラ」。画質「中」をベースに設定した状態、DLSSを効かせた状態を確認した。
最高画質でのGPU負荷はそこそこ高めで、ミドルローとなるGeForce RTX 4050 Laptop GPUでは、プレイするには厳しいフレームレートになっている。ただ、画質を「中」まで下げた状態、DLSS(オート)を効かせることで、平均フレームレートは60fpsを超えていた。画質にこだわらずにカジュアルに遊ぶなら十分だろう。