エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1376
2023.12.29 更新
文:編集部:絵踏 一・池西 樹/撮影:pepe
ここからは画像を使い「G274PF」の外観をチェックしていこう。フレーム幅は上部と左右が1.8mm、下部が17mmの三辺狭額縁フレームレスデザインを採用しており、複数台のディスプレイを左右に並べて配置する場合でも継ぎ目が気になることはないだろう。また背面を確認すると、イルミネーション機能は非搭載で、向かって左側にはMSIおなじみのドラゴンエンブレムが飾られていた。
ベゼル幅は上・左・右の三辺が約1.8mm、下側は約17mmのフレームレスデザインを採用。非表示領域も上部が5.0mm、左右が6.0mmしかなく、マルチディスプレイ環境時の継ぎ目を最小限に抑えることができる |
背面は緩やかなカーブを描くプラスチック製で、イルミネーション機能は非搭載。なお向かって左側にはおなじみの「ドラゴンエンブレム」がデザインされている |
液晶の上部にはスリット状の通気口が設けられている | スタンドの支柱にはディスプレイケーブルや電源ケーブルを通すためのスルーホールを備える |
「G274PF」のインターフェイスは、ディスプレイ入力がDisplayPort 1.2a×1とHDMI 2.0×2の3系統で、いずれも最高180Hzの高速リフレッシュレートに対応する。その他は、電源用のDCジャックとヘッドホン出力用の3.5mmジャックのみのシンプルな構成で、スピーカー機能も省略されている。
インターフェイスや電源コネクタは背面の中央下部にまとめて配置されており、スタンドのスルーホールを利用してケーブルをまとめることができる |
MSIのゲーミングディスプレイではコストパフォーマンスを重視した「G」シリーズに属する「G274PF」だが、スタンドは-5~20°チルト調整、-45~45°スイベル、-90~90°ピボット、0~130mmの高さ調整に対応し、画面の位置や角度を細かく調整可能。また75×75mmのVESAマウント規格にも対応しているため、ディスプレイアームに取り付ける事もできる。
チルト(上下角度調節)は-5~20°の範囲で調整が可能 |
台座部分は回転式で、-45~45°スイベル調整が可能 |
ピボットも左右90°の調整ができる |
高さは0~130mmの調整ができるため、高さが固定されているディスプレイとマルチディスプレイ環境を構築する場合でも目線のズレを最小限に抑えることができる |
続いて「G274PF」の占有スペースをチェックしておこう。27型パネルを採用するため横幅は614mm必要になるが、奥行は197mmとかなりコンパクト。チルトやスイベル調整をする場合には、もう少し奥行きに余裕が必要になるが、本体サイズが問題になることはないだろう。