エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1381
2024.01.11 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ASUS「ROG Strix Scope RX EVA-02 Edition」 市場想定売価税込24,073円(2023年10月27日予約受付開始) 製品情報(ASUS) |
「ROG Strix Scope RX EVA-02 Edition」は、光学式のオリジナルスイッチである「ROG RX Opticalメカニカルスイッチ」を搭載したゲーミングキーボードだ。アルミ合金のトッププレートを含め全身がEVA2号機カラーでコーディネートされており、スペースキーにデザインされているのはアスカのイラストだ。
同様にEVA2号機が描かれたEscキーやA.T.フィールドを展開しているF12キー(いずれもユニークな透明キャップを採用)など、随所にエヴァ要素が散りばめられている。ちなみにスペースキーのイラスト部分は使用により摩耗してしまうことがないよう、摩耗に強い昇華印刷(dye-sub)でプリントされているようだ。
キーボードとしては「ROG Strix Scope RX」がベースになっており、ROG RX Opticalメカニカルスイッチによる1.5mmアクチュエーションの短接点仕様が特徴。さらに接点に光学式を採用したことで物理的な接点摩耗から解放され、1億回以上のキーストローク寿命を手に入れた。なお、キー荷重が初期値の40gfから55gfへと押し込むごとにリニアに変化する、リニア特性のキースイッチとなっている。
【関連記事】ASUS、高速・高耐久な光学式スイッチ搭載ゲーミングキーボード「ROG Strix Scope RX」発売(2021.04.16 12:21 更新)
そのほか、FPSゲームにおけるしゃがむコマンドなどに多用するCtrlキーがビッグサイズになっているなど、ゲームでの実用性を考慮したレイアウトはベースモデル譲り。IP57の防水・防塵に対応するタフさを備えている点もトピックだ。
また、キーボード系のコラボアイテムとしては交換用キーキャップセットの「ROG Keycap Set For RX Switches EVA-02 Edition」もラインナップされている。ROG RX Opticalメカニカルスイッチに対応するキーキャップの詰め合わせで、「ROG Strix Scope RX EVA-02 Edition」以外の(同スイッチを採用する)キーボードもEVA2号機&アスカ仕様に変身させることが可能だ。
ASUS「ROG Keycap Set For RX Switches EVA-02 Edition」 市場想定売価税込9,080円(2023年10月27日予約受付開始) 製品情報(ASUS) |
「ROG Strix Scope RX EVA-02 Edition」ユーザーにとっては万が一キーキャップを破損(または紛失)してしまった場合の保守部品という意義があるほか、日本語配列用のキーキャップが含まれている点も見逃せない。コラボキーボードの英語配列にどうしても馴染めないという場合でも、ROG RXスイッチを搭載する別の日本語配列キーボードをコラボ仕様に変身させて使う、といった芸当が可能なわけだ。
「ROG Gladius III Wireless AimPoint EVA-02 Edition」は「ROG Gladius III Wireless AimPoint」をベースにしたゲーミングマウスで、今回のコラボモデル中では最も落ち着いたデザインが採用されている。EVA2号機仕様のカラーリングに刷新されているほか、グリップ部分のLEDがEVA2号機のロゴマークに変更されている点が大きな違いだ。
ASUS「ROG Gladius III Wireless AimPoint EVA-02 Edition」 市場想定売価税込19,527円(2023年10月27日予約受付開始) 製品情報(ASUS) |
【関連記事】36,000dpiのROG Aimpoint光学センサーを搭載するゲーミングマウス2種がASUSから発売(2023.01.13 11:30 更新)
重さわずか79gの軽量マウスで、センサーは分解能が最大36,000dpiのROG AimPoint光学センサーを搭載。「ROG SpeedNovaワイヤレステクノロジー」による低遅延な2.4GHzワイヤレス接続に対応しており、ワイヤレスながらレイテンシは業界トップクラスの0.9msに抑えられている。
また、Bluetoothと有線USBを合わせたトライモード接続に対応。ワイヤレス通信時の省電力動作も特徴で、2.4GHzワイヤレス接続で最大119時間の連続使用が可能だ。
マウスグリップテープの「ROG Harpe Ace Mouse Grip Tape EVA-02 Edition」もチェックしておこう。54gの軽量ボディを特徴とするゲーミングマウス「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」用のグリップテープで、アスカのイラストやEVA2号機のシルエットなどがプリントされた特別仕様だ。
ASUS「ROG Harpe Ace Mouse Grip Tape EVA-02 Edition」 市場想定売価税込1,618円(2023年10月27日予約受付開始) 製品情報(ASUS) |
貼り付けることでマウスをEVA2号機&アスカ仕様に変身させることができるほか、(本来の役目である)グリップ感と操作性を向上させる効果がある。ただし本来は使い込んだら交換する消耗品であることから、ヘビーに実用すべきかどうかは悩みどころ。
これら特別仕様の入力デバイスと並べて使用するに相応しいマウスパッドとして、第1弾モデルのラインナップから復活を果たしたのが「ROG Scabbard II EVA Edition」だ。まるでデスクマットのような幅900mmの大判モデルで、キーボードも一緒に載せた状態で自在にマウスを操作する余裕がある。
ASUS「ROG Scabbard II EVA Edition」 市場想定売価税込7,992円(2023年10月27日予約受付開始) 製品情報(ASUS) |
撥水・撥油・防塵加工が施されたサーフェスは、一般的な布タイプ(織布)のマウスパッドに比べて公称1.5倍の滑らかさがあるという。シンクログラフなど主にNERV仕様のデザインが採用されていることから、違和感なく組み合わせられるマウスパッドとして続投が決まったのだろう。なお、エッジ部分には薄手ながら強靭なほつれ防止加工が施され、優れた耐久性を備えている点も特徴だ。