エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1381
2024.01.11 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ここまで「ROG×エヴァンゲリオン第2弾」モデルを個別に紹介してきたが、ここでそれらコラボパーツを集めたマシンを実際に組み上げてみよう。
早速PCケースの「ROG Hyperion EVA-02 Edition」に各種パーツを組み込んでいく。サイドパネルはもちろん、作業のためにシュラウドやトップパネルも外しておこう |
ボトムに電源ユニットの「ROG Thor 1000W Platinum II EVA Edition」を搭載。必要なケーブルを裏配線エリアなどに取り回したら、小物入れの機能も備えたシュラウドを戻しておく |
マザーボード「ROG MAXIMUS Z790 HERO EVA-02 EDITION」の組み込みが完了。ちなみにCPUはCore i7-13700K、メモリはcrucial「CT16G52C42U5」×2、ストレージはcrucial「P3 Plus」シリーズの1TBモデルを組み込んでいる |
続いてオールインワン型水冷の「ROG RYUJIN III 360 ARGB EVA-02 EDITION」を組み込もう。フロントには140mmファン×3が標準装備されているため、ラジエーターはトップ側にマウントする |
グラフィックスカードの「ROG Strix GeForce RTX 4090 24GB GDDR6X OC EVA-02 Edition」を組み込んだら、VGAホルダーの「ROG Herculx EVA-02 Edition」で支えるのを忘れずに |
全身が「ROG×エヴァンゲリオン第2弾」モデルの最強エヴァPCが完成!統一されたEVA2号機&アスカのデザインと凝ったLEDギミックに目を奪われてしまう |
EVA2号機とアスカをこれ以上なく見事にデザインに落とし込んだ「ROG×エヴァンゲリオン第2弾」モデルは、予約開始からの熱狂が証明するように、大成功だったと言える。マザーボードの一部に誤植があったなどのドタバタも広くニュースになったものの、それもコラボ自体の話題性が大きかったためだろう。とにかくどの製品も完成度が高く、コレクターとしての所有欲を満たしてくれるモノばかり。高い出費に懐を痛めたファンも多かったはずだが、それも極上のコラボパーツ・デバイスを前にしては、勲章のようなものだ。
もちろんこうしたコラボアイテムを論じる上で、(特にパーツ関連は)大枚をはたいて入手しても、いずれ性能が陳腐化してしまうではないか、という意見もあるだろう。しかし今回のコラボアイテムは、オモテだけでなくウラまでも出来が良く、シンプルにコレクターズアイテムとしてディスプレイできるレベルの永久保存版なクオリティだ。エヴァ作品やキャラクター同様に、色褪せない魅力でオーナーを満足させてくれるだろう。
ちなみに第2弾モデルが成功に終わった一方で、メーカー担当者いわく第3弾モデルの展開についてはまったくの不明という。第2弾でアスカが全面に出てきたこともあり、綾波や真希波、カヲルバージョンは出ないの?完全NERV仕様のバリエーションも見てみたい、などの声もあるはず。ここはぜひ同じクオリティでの“続編”に期待したいところだ。
提供:ASUS JAPAN株式会社