エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1385
2024.01.27 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
各種ケーブルはすべてがフラット形状。柔軟性はスタンダードな水準のため、取り回しの苦労は少ない |
「ASUS Prime 850W Gold」のケーブル仕様は、使用したいコネクタのみを接続すればいいフルモジュラータイプ。ただしホワイトカラーをウリにしている製品として一つ留意しておきたいのは、ケーブルカラーがブラックであるということ。仮にホワイト一色のビルド環境に組み込んだ場合は、電源ケーブルが“差し色”として少なからず自己主張することになるだろう。
なお、コネクタ構成はATX 24pin×1、ATX 12V 4+4pin×2、12VHPWR×1、PCI Express 6+2pin×3、SATA×5、4pinペリフェラル×3というもの。容量850Wの電源ユニットとしては十分な構成で、ハイエンド環境にも問題なく対応可能だ。
主電源のATX 24pinケーブルは全長約610mm。主要ケーブルを含め、すべてがフラット形状になっている | CPU補助電源は4+4pinで、全長650mmのケーブルが2本同梱されている |
PCI Express 6+2pin補助電源は、1コネクタのみのケーブルと2コネクタの分岐ケーブルの2タイプ。ケーブル全長はいずれも約675mmだ |
PCI Express 5.0世代に対応する16pin(12+4pin)構成の12VHPWRケーブルは、全長約675mm。ちなみにケーブル自体は最大600Wに対応しているが、850Wの電源ユニットではそのフルパワーを供給することはできない |
SATA電源ケーブルは2コネクタと3コネクタのケーブル2種(全長はそれぞれ520mmと640mm)があり、合計5コネクタへ給電できる | ペリフェラル4pinはケーブル1本に3コネクタを備える。全長は約700mmだ |
アース線付きの電源ケーブル。電源ユニット側は一般的なC13コネクタだ |