エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1385
2024.01.27 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「ASUS Prime 850W Gold」の秘められた内部構造までをチェックしたところで、いよいよ実際に動作させてその信頼性を確かめていこう。今回の検証では、CPUは16コア32スレッドかつTDP170WのRyzen 9 7950X、グラフィックスカードは解禁されたばかりの最新GPU GeForce RTX 4070 SUPERを搭載するASUS「TUF-RTX4070S-O12G-GAMING」を組み合わせ、無理なく850W電源で運用できるマシンを構築した。
これらの環境で各種ストレステストによる負荷をかけつつ、ATX電源コネクタとCPU補助電源コネクタ、12VHPWRコネクタの3ヶ所を直接マルチメーターで計測。システムの主要パーツに用いられる+12Vの挙動を確認しよう。
搭載CPUは16コア32スレッドのRyzen 9 7950X(TDP170W)。メモリはAMD EXPO設定を有効化し、6,000MHzで動作させている |
大型の3連ファンクーラーを装備した、GeForce RTX 4070 SUPERグラフィックスのオーバークロックモデル「TUF-RTX4070S-O12G-GAMING」を組み合わせている |
正式リリース前の検証だったため、一部がUnknownな点はご愛嬌。リファレンス(2,475MHz)より高速なブースト2,565MHzに設定されたカードだが、優れた冷却機構によりテスト中は最大2,760MHzで動いていた |
Power Limitは定格比115%の最大253Wまで引き上げられている |
+12Vの計測には、三和電気計器製のUSBデジタルマルチメータ「PC20」を使用している |
USBで接続した「PC20」の計測データは、データ取り込みソフト「PC Link 7」を使用することでログとして記録できる |