エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1387
2024.01.31 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
GeForce RTX 4080 SUPERの概要を把握したところで、ここからは編集部に届けられた評価サンプル「GeForce RTX 4080 Founders Edition」を画像でチェックしていこう。パッケージはGeForce RTX 40シリーズの「Founders Edition」ではおなじみになったオール紙製のエコパッケージで、2つの三角柱型のダンボールを組み合わせた直方体デザインを採用している。
GeForce RTX 4080 SUPER Founders Editionの評価サンプルは、専用設計のダンボールに収納され、切り取り部分を剥がすと取り出すことができる |
2つの三角柱型のダンボールを組み合わせたパッケージ。サイズは実測幅395mm、高さ195mm、奥行き195mmで、製品ロゴはGeForce RTX 4070 SUPERと同じ光沢のあるブラックで印字されていた |
製品には450Wまでの電源供給に対応するよう、PCI-Express 8pin×3-12VHPWR変換コネクタが付属する |
GeForce RTX 4080 Founders Editionに実装されているVGAクーラーは、フレーム部分のカラーがブラックに変更されている以外は、基本的にGeForce RTX 4080と全く同じ。クーラーのほぼ全面がヒートシンクとしてデザインされ、冷却ファンは表・裏それぞれに直径実測115mmのリングフレームファンを1基搭載する。またX字型のフレーム中央とサイドの「GEFORCE RTX」ロゴにはホワイトLEDが内蔵され、起動時は発光するギミックも実装されている。
表面にはブラケット側に直径実測115mmのリングフレームファンを搭載。前方半分には基板がなくV字型のヒートシンクが積層されている |
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16) | X字型のフレームには「RTX 4080 SUPER」のロゴが小さくプリントされていた |
補助電源コネクタは12VHPWR。変換コネクタを使用する場合は8pin×3が必要になるため、ケーブルが煩雑になりがち。可能なら電源ユニットは12VHPWRに対応する製品を用意したい |
カードの厚さは3スロットで、イマドキのハイエンドグラフィックスカードとしては標準的 |
サイドの「GEFORCE RTX」ロゴには白色LEDが内蔵され、起動時は発光する仕組み |
裏面の冷却ファンは前方に実装され、ブラケット側にはメタル製のバックプレートを備える |
バックプレートにも「RTX 4080 SUPER」のロゴがデザイン | ヒートパイプはおそらく6本内蔵されているようだ |
出力インターフェイスはHDMI×1、DisplayPort×3で、ブラケットの上2段分は通気孔としてデザインされている |
ちなみにカードの公称サイズは長さ304mm、幅137mm、厚さ61mm、本体重量は実測2,121gの超重量級。GeForce RTX 4080 SUPER Founders Editionは基板サイズが短く、保護用のバックプレートも実装されているが、水平設置で運用する場合には別途グラフィックスカードホルダーは必須になるだろう。
GeForce RTX 4080と本体サイズや搭載クーラーのデザインは同じだが、フレームがブラックになったことで見た目の印象はガラリと変わった |
カード長は304mmで、イマドキのミドルタワーPCケースでは、長さが問題になることはあまりないだろう |
2kgを超える超重量級。基板の歪みや拡張スロットを保護するためにも、水平設置の場合にはグラフィックスカードホルダーを用意したい |