「NX416L」のケーブルマネジメント機構

組み込み作業をアシストし、完成後の見映えに貢献するケーブルマネジメント。システムが複雑になるにつれ煩雑になるケーブル類は、マザーボードトレイ背面のいわゆる裏配線スペースと、ボトムカバー内部が主な居住エリアとされる。

裏配線スペースは公称24mmで、ミドルタワーPCケースとしては標準的な数値だ。幅210mmと比較的スリムな外形寸法を思えば十分だろう。

NX416Lの裏配線スペースの様子。CPUクーラーメンテナンスホール左の縦列に並ぶ最も開口部が広いスルーホールが軸となり、マザーボードトレイ表裏をケーブルが行き交う事になる

ボトムカバー天板にもスルーホールを備え、各ピンヘッダ接続用ケーブルの配線に便利	上部の2口はラジエーター搭載ファンケーブルやATX補助電源ケーブルの配線に利用

結束バンドを固定するフックも要所に見られた	CPUソケット付近の裏配線スペースは実測で約25mm程度

Antec「NX416L」の付属品総点検

組み込みセッションを目前に、ここでNX416Lの付属品を総点検しておこう。3.5インチHDDに見立てたサイズ(横幅)のアクセサリーBOXは、シャドウベイユニットの専用トレイに収納された状態で出荷される。箱の中にはジッパー袋にネジ類が詰め込まれ、他に結束バンド(Cable Tie)も同梱。マニュアルは折り畳まれた状態のペーパーが2枚で、うち1枚は「NX416L FAN MANUAL」で、標準搭載ファンと「LED&PWM FAN CONTROLLER」のスペックがプリントされている。

またネジ類はオーソドックスで、万一紛失しても代替えは容易に準備できる。なお各ネジ類に名称はないため、ここでは一般的な表記とした。さらにカッコ内は同梱数で、同梱品をひとつずつ数えたもの。過去の事例から、今後ロットが変わったタイミングで数量が変更される事もある。ここはあくまで参考として頂きたい。

マニュアル(その1)	マニュアル(その2)

Cable Tie(x5)	Standoffs(x4)

Power Supply Screws(x6)	3.5″HDD Screws(x4)

Motherboard Screws/2.5″ SSD Screws(x25)	冷却ファン固定用ネジ(x8)

ハンドスクリュー(x2)	アクセサリーBOX