エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1389
2024.02.05 更新
文:撮影・藤田 忠
「BOLT V DDR5」シリーズにおける6,000MHz駆動の16GB×2モデル「KD5AGUA80-60A300H」をPCに組み込んで、そのパフォーマンスを確認していこう。テストPCのCPUはCore i9-13900Kで、マザーボードにはIntel Z790チップセットのMSI「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI」を使用。メモリクロックとメモリタイミングは、JEDEC準拠となるDDR5-5600 46-45-45-89に、「KD5AGUA80-60A300H」のIntel XMP 3.0プロファイルに記録されているDDR5-6000 30-36-36-76。さらにオーバークロック耐性に定評のあるSK hynix製メモリチップなのを活かして、手動でDDR5-6400 32-38-38-90に設定した。
テストPCは、Core i9-13900KやGeForce RTX 4070 Ti SUPERで構成した |
CPU-Z。SPDには、DDR5-4800とDDR5-6000が記録されていた |
HWiNFO64 Proのメモリ情報。SK hynix搭載なのを確認できる | JEDEC準拠のDDR5-5600 46-45-45-89 |
Intel XMP 3.0プロファイルに記録されているDDR5-6000 30-36-36-76 | 1.35Vのまま6,400MHz 32-38-38-90にオーバークロックした |
「KD5AGUA80-60A300H」は、初回起動時にDDR5-4800で認識。Intel XMP、またはAMD EXPOプロファイルを読み出すことで、DDR5-6000で動作する | プロファイルを読み出すことで、メモリ電圧などは1.35Vに設定される |
オーバークロック動作は、MSIのメモリオーバークロック機能「Memory Try It!」で「DDR5-6400 CL32」を選択した |