エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1389
2024.02.05 更新
文:撮影・藤田 忠
次はPCの総合パフォーマンスをチェックする「PCMark 10」で、メモリクロック、タイミングの影響を確認していこう。テストは基本の無印プリセットを実行している。
総合と各テストセッションのスコアにはほとんど違いはなく、誤差の範疇と言える。「Essentials」「Productivity」「Digital Content Creation」の各テストセッションの詳細スコアも同様だった。日常使いや表計算、写真/動画編集などの作業で、メモリクロック、タイミングが影響しないとは言えないが、PCMark 10では明確な差は確認できなかった。
次はUL Procyonベンチマークを使っていこう。まずは日常からビジネス、スクールワークにかかせない「Microsoft 365(Office)」でさまざまな処理を行い、そのパフォーマンスを独自のスコアで示す「UL Procyon Office Productivity Benchmark」のスコアを確認していこう。
レンダリング系ベンチマークと傾向は同じで、DDR5-5600とDDR5-6000のスコア差はわずか1~2%と誤差レベルだが、DDR5-5600とDDR5-6400では5%近くまで差が開いている。