エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1392
2024.02.17 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
まずは3Dベンチマークテストの定番である「3DMark」から、一般的なラスタライズとレイトレーシングを併用したDirectX 12 Ultimate対応テストの「Speed Way」をチョイス。最新技術を用いたテストプリセットにて「TUF-RTX4070S-O12G-GAMING」のパフォーマンスをチェックしていこう。
GeForce RTX 4070 SUPERは、CUDAコア数やテクスチャユニットの大幅増強が話題になった。WQHDながらトップクラスの負荷がかかる「Speed Way」でも、フレームレートは約53fpsをマーク。シングルプレイ水準なら問題ない快適さで、ベンチマーク中の映像も滑らかだった。超解像技術が併用できるなら、さらなる快適プレイも可能だろう。
続いて同じく「3DMark」から、現行のゲームタイトルにおいて最も一般的なDirectX 12に対応する「Time Spy」を実行する。テストプリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方を使用して計測を行った。
WQHD解像度の「Time Spy」では、Graphics Testにおけるフレームレートが約120~140fpsほどに達し、高リフレッシュレートなゲーミング液晶のポテンシャルも活かせる水準。4Kテストの「Time Spy Extreme」でもフレームレートは約60fps以上をマークしており、タイトル次第では4K解像度でも十分に快適なプレイが狙えるようだ。
次はいまだに採用タイトルの多いDirect X11に対応するテストとして、「3DMark」の「Fire Strike」を実行しよう。テストプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類すべてを使用して計測を行っている。
「Fire Strike」ではGraphics Testにおけるフレームレートが約200~240fps程度をマークしており、フルHD環境なら高負荷をまったく問題ないパフォーマンスを備えていることが分かった。WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」でも約90~130fpsと、申し分ないフレームレートで動作している。4Kテストの「Fire Strike Ultra」においても総合スコアが13,000に迫る好結果で、4K解像度でも最高画質のプレイが現実的に狙える水準だ。