エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1394
2024.02.21 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからは「CrystalDiskMark 8.0.4」を使って、データサイズによるパフォーマンスの違いを確認していこう。テストのモードは「NVMe SSD」で固定し、「デフォルト(ランダム)」と「All 0×00(0Fill)」で実行した。データサイズは16MiB、64MiB、256MiB、1GiB、4GiB、16GiB、64GiBの7パターンで行っている。
まずは「デフォルト(ランダム)」の結果からみていこう。
デフォルト(ランダム)16MiB(MB/s) | デフォルト(ランダム)16MiB(IOPS) |
デフォルト(ランダム)64MiB(MB/s) | デフォルト(ランダム)64MiB(IOPS) |
デフォルト(ランダム)256MiB(MB/s) | デフォルト(ランダム)256MiB(IOPS) |
デフォルト(ランダム)1GiB(MB/s) | デフォルト(ランダム)1GiB(IOPS) |
デフォルト(ランダム)4GiB(MB/s) | デフォルト(ランダム)4GiB(IOPS) |
デフォルト(ランダム)16GiB(MB/s) | デフォルト(ランダム)16GiB(IOPS) |
デフォルト(ランダム)64GiB(MB/s) | デフォルト(ランダム)64GiB(IOPS) |
「デフォルト(ランダム)」でも、シーケンシャル読込と書込は公称値を超えるパフォーマンスを安定して発揮している。ただ、データサイズ64GiBではランダム「RND4K Q32T16」が大きくダウンしたほか、シーケンシャル、ランダム書込でSLCキャッシュが枯渇したのか、書込速度が1,000MB/s~2,000MB/s台までダウンすることもあった。そのため、ここでは比較的、良好な数値を出した結果を掲載している。
続いて圧縮率の高い「All 0×00(0Fill)」の結果をみていこう。
All 0×00(0Fill)16MiB(MB/s) | All 0×00(0Fill)16MiB(IOPS) |
All 0×00(0Fill)64MiB(MB/s) | All 0×00(0Fill)64MiB(IOPS) |
All 0×00(0Fill)256MiB(MB/s) | All 0×00(0Fill)256MiB(IOPS) |
All 0×00(0Fill)1GiB(MB/s) | All 0×00(0Fill)1GiB(IOPS) |
All 0×00(0Fill)4GiB(MB/s) | All 0×00(0Fill)4GiB(IOPS) |
All 0×00(0Fill)16GiB(MB/s) | All 0×00(0Fill)16GiB(IOPS) |
All 0×00(0Fill)64GiB(MB/s) | All 0×00(0Fill)64GiB(IOPS) |
読込はPCI Express 4.0接続のハイエンドNVMe M.2 SSDに迫る6,900MB/s台を発揮し、書込も5,000MB/s近くをデータサイズに関係なく発揮している。なお、64GiB「RND4K Q32T16」が落ち込むのは「All 0×00(0Fill)」でも同じだった。