エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1398
2024.02.29 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕/池西樹(テストセッション)
ここからは83mmピッチ用のオプションパーツ「NM-M1-MP83 chromax.black」を使い、「NH-D9L chromax.black」の搭載手順を解説しよう。リテンションを敢えてアップグレードし、トルクスT20ネジを使う事でカムアウトのリスクを低減。CPUへの確実な密着でよりCPUクーラーが持つポテンシャルを最大限に活用しようという目論見だ。なお今回はIntel LGA1700マザーボードへ取り付けを行っている。
トルクス(T20)ネジは一般的ではないため、NM-SD1 Torx T20 screwdriverの付属は余分な出費を抑える事ができる |
NH-D9L chromax.blackに標準で固定されているリテンションをプラスドライバーを使って左右を取り外す |
取り外した標準ブラケットをNM-SFB2s-TX fastening bracketsに換装。ここからトルクスネジが登場する |
左右合計4本のトルクスネジを締め付ければ、NM-SFB2s-TX fastening bracketsの固定は完了 |
NM-IBP4 backplate末端のピン(ネジ)は、外側がLGA1851/1700、内側がLGA1200/115x |
NM-IBP4 backplateに取り付けたピン(ネジ)をCPUクーラーマウントホールに固定 | 樹脂製NM-IPS3 blue plastic spacers for LGA1851/1700を4本に装着する |
NM-IMB2 mounting barsには装着する向きがあるので注意 |
NM-STS1-TX thumb screwsでNM-IMB2 mounting barsをしっかり固定 | 4箇所をネジ留めすれば台座は完成 |
CPUにグリスを塗り、NM-SFB2s-TX fastening brackets搭載の2本のスプリングネジで固定すればヒートシンク搭載作業は完了。最後に冷却ファンをワイヤークリップで固定する |
取り付け後は念のため周辺クリアランスをチェック。当然ながら、メモリースロットへの干渉はない |