エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1399
2024.03.02 更新
文:撮影・藤田 忠
ここまでCooler Master「Sneaker X」で組まれた「Sneaker X Gaming PC Desktop」の内外を眺めてきた。冒頭でお伝えしたように、オリオスペックでは必ずしもBTOメニューに沿った構成でなくとも、組んでもらえる訳だが、借り受けた評価機のパフォーマンスを軽く確認しておこう。
今回の評価機のスペックは、オリオスペックの標準構成とは異なり、CPUがCore i9-14900K、グラフィックスカードはZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 SUPER Twin Edge OC 12GB」を搭載している。評価機のメモリはスペックこそ標準構成と同じ、DDR5-6000 32GBになるが、ヒートスプレッダーにLEDバーを装備した製品を使用している。
マザーボードには、ASRockのハイエンドMini-ITXマザーボード「Z790PG-ITX/TB4」を採用。高速インターフェースのUSB4/Thunderbolt 4をはじめ、2.5ギガビット有線LANや、Wi-Fi6無線LNAを装備する |
CPUにはCore i9-14900K(24コア/32スレッド)が搭載されている | マザーボードは「Z790PG-ITX/TB4」(Intel Z790チップ) |
メモリはDDR5-6000駆動に対応する16GB×2枚の32GBを搭載 | CPUのパワーリミット値はPL1:230W/PL2:253Wに設定されていた |
マルチスレッド動作時のPL2制御下では、Pコアは5,686MHz、Eコアは4,389MHzで動作。PL1制御下に移行後は、Pコアは5,200MHzから5,300MHz台、Eコアは4100MHzから4,300MHz台で動作 | シングルスレッド動作時。特定のPコアは5,985MHzまで伸び、そのほかのPコアは5,686MHzで動作。Eコアは、4,389MHzで動作していた |
GPUはGeForce RTX 4070 SUPERを搭載。高負荷時はGPUクロックが2,850MHzまで伸びていた |
ストレージはSamsung「990 PRO」シリーズの1TBモデル「MZ-V9P1T0B-IT」が組み込まれている |
「CrystalDiskMark 8.0.5」の結果。Samsungの最上位NVMe SSDらしい優秀なパフォーマンスを発揮している |