エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1405
2024.03.22 更新
文:編集部/撮影:pepe
「MAG 275CQRXF」では、1,000Rの湾曲パネルに加えて、上、左、右のベゼル幅を2.4mm、非表示エリアを6.0mmに抑えた3辺狭額縁デザインにより没入感を高めている。さらに背面には前述の通り、アドレサブルRGB LEDによるイルミネーション機能を備え、向かって左上にはドラゴンエンブレムも飾られていた。
ベゼル幅は実測2.4mm、非表示エリアも6.0mmの3辺狭額縁デザインを採用。なお下側のフレーム幅は25.6mmでやや厚めになっている |
背面には斜めにアドレサブルRGB LEDによるイルミネーション機能を備え、向かって左上にはドラゴンエンブレムが飾られている |
曲率1,000Rの液晶パネルを使用しているため、本体のカーブはかなりきつめ |
スタンドの支柱下側にはケーブルを通すためのケーブルホールが用意されている |
「MAG 275CQRXF」に実装されているインターフェイスはHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4a×1、USB Type-C(DP Alt mode)×1、USB 2.0 Type-A(ハブ)×2、USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1、ヘッドホン出力×1で、最大15WまでのUSB PD給電に対応する。またKVMスイッチ機能を搭載するため、USB 2.0 Type-Aに実装したUSB機器は2台のデバイスで共有できる。
インターフェイスは本体背面の中央下向きにまとめて配置されているため、配線をする場合でも余計に奥行きが必要になることはない |
「MAG 275CQRXF」に実装されているスタンドは、-5°~20°チルト、0~130mmの高さ調整に対応する。湾曲パネルのためピボット機能を使用することはないだろうが、スイベルに非対応なのは少々残念なところ。スイベル機能が必要な場合は、別途100×100mmピッチのVESAマウンタに対応するディスプレイアームを用意しておこう。
チルト調整は-5~20°で、液晶ディスプレイとしては標準的 |
高さ調整機能は0~130mmとかなり広め。調整機能のない液晶ディスプレイと並べてマルチディスプレイ環境を構築する場合でも、高さをあわせることができるだろう |
続いて占有スペースを確認すると横幅は607mm、奥行きは267mmだった。27型の液晶ディスプレイとしてはやや奥行きが必要になるため、購入を検討しているならあらかじめ設置スペースを確認しておこう。