エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1406
2024.03.29 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは、より実際のゲーミングシーンに近い環境での動作をチェックするため、ゲーム系ベンチマークやゲームプレイによる検証を進めていく。まずはMMORPGの人気タイトル「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークテストをチョイス。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)に固定し、グラフィックス設定を“標準品質”“高品質”“最高品質”の3パターンにセットして実行した。
標準品質では“快適”、高品質と最高品質でも“やや快適”のプレイ水準を満たし、どの設定でもフルHD環境なら問題なく遊べるようだ。ただし高品質と最高品質は平均フレームレートが40fps台半ばに留まることから、60fps半ばでプレイできる標準品質が最もオススメだ。
次はバトルロイヤル系の人気タイトル「Apex Legends」をプレイしてみよう。可能な限りフレームレートを稼ぐために、グラフィックス設定の項目はすべて低品質を選択。解像度をフルHD/WQHD/4Kの3パターンに変更しつつ、平均フレームレートをCapFrameXで計測した。
WQHD解像度でも平均80fps程度とプレイに支障のない水準ながら、やはり平均120fpsオーバーでプレイできるフルHD解像度が最も適しているようだ。動作中の映像も滑らかで、144Hzや165Hzクラスのゲーミング液晶のポテンシャルも引き出すことができる。
ゲーム系検証のラストは、重量級のオープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077」を動作させてみよう。解像度はフルHDに固定しつつ、クイックプリセットを“低”“中”“高”それぞれに設定してゲーム内ベンチマークテストを実行した。
できるだけフレームレートを稼ぎたいFPSのようなタイトルと異なり、平均40fps台半ばをマークしているWQHD解像度でも問題なくプレイは可能。フルHDでは平均50fpsを超えており、ベンチマーク動作中も滑らかで快適なプレイが見込めそうだ。