エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1408
2024.04.02 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
続いてはアクションゲームの「ARMORED CORE VI」をプレイし、その際の平均フレームレートを「CapFrameX」を使用して計測する。映像品質は可能な限り高品質になるように設定し、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択した。
フルHDとWQHD解像度ではフレームレート上限の120fpsに常時張り付きの状態でプレイ可能なほか、4K解像度でも平均100fpsに迫る良好な結果。画質を盛った状態でも、環境を選ばず快適なプレイが可能だ。高リフレッシュレートなゲーミング液晶を組み合わせ、滑らかなゲームプレイを楽しみたい。
次は重量級のタイトルから、オープンワールド型アクションRPGの「Cyberpunk 2077」をチョイスした。クイックプリセットは“レイトレーシング:ウルトラ”を選択しつつ、さらに「DLSS Frame Generation」を有効化し「DLSS Super Resolution」をバランスに設定した状態でも計測を行った。解像度はこれまで通りフルHD/WQHD/4Kの3パターンだ。
大幅に負荷が増大するレイトレーシング設定では、WQHD解像度でのプレイがギリギリと言ったところだが、DLSSを有効化するとフレームレートが大幅改善。WQHDで平均120fps以上のプレイが可能なほか、4K解像度でも十分快適にプレイできる平均80fps以上をマークした。DLSS対応タイトルであれば、重量級でも問題なく美麗なレイトレーシング環境を選択できる。
引き続きオープンワールド系のタイトルから、サバイバルクラフトゲーム「パルワールド」をプレイする。グラフィックス関連のワールド設定を可能な限り高品質にセットしつつ、フレームレート制限は解除、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択して「CapFrameX」で平均フレームレートを計測した。DLSSを“バランス”に設定した状態と合わせて比較してみよう。
比較的負荷の軽いフルHDではDLSSを有効にしてもあまり差が出なかったものの、WQHDと4Kではフレームレートが大幅に改善している。4Kでも平均100fpsを楽に超えていることから、画質を盛った状態でもパフォーマンス低下を気にせず高解像度プレイを選択可能だ。
ゲーム系検証の最後は、協力型オンラインアクションTPSの話題作「HELLDIVERS 2」をプレイする。グラフィックプリセットは“ウルトラ”でフレームレート上限は無制限に設定、実際のミッションに参加してマップを周回した際の平均フレームレートを「CapFrameX」で計測した。なお、解像度はこれまで同様にフルHD/WQHD/4Kの3パターンだ。
4K解像度でも平均90fpsに迫っているあたり、GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載した「PZR-79X3D47TiS」であれば4Kプレイもこなせる。さらに安定感のあるプレイを希望するなら、平均120fpsを楽に超えているWQHD解像度がオススメだ。165Hz~180Hz駆動のゲーミング液晶を組み合わせた場合でも、十分にその性能を引き出すことができる。