エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1413
2024.04.19 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ここからはグラフィックス関連の検証に移っていこう。まずは3Dベンチマークテストの定番である「3DMark」から「Speed Way」を実行する。レイトレーシングや可変レートシェーディング、メッシュシェーダーといった最新機能が盛り込まれた、GeForce RTX 40シリーズの検証にはうってつけのDirectX 12 Ultimate対応テストだ。
WQHD解像度のテストながらかなりヘビーな負荷がかかるテストだが、総合スコア6,004でフレームレートは60fpsをマーク。DirectX 12 Ultimate環境におけるトップクラスの重量級ゲームでも、快適にプレイできるであろうポテンシャルを示している。
次も「3DMark」から、今度は現行主流のDirectX 12に対応する「Time Spy」を実行する。テストプリセットはWQHDテストの「Time Spy」と4Kテストの「Time Spy Extreme」の両方を使用して計測した。
WQHD解像度の無印テストでは、総合スコアが22,000に迫り、フレームレートも150fps以上。高リフレッシュレートなゲーミング液晶のポテンシャルも引き出せる高水準なスコアだ。
また、より高解像度な4Kテストの「Time Spy Extreme」でもフレームレート70fpsをマーク。4Kの快適プレイも現実的に狙える性能を備えていることが分かった。
続いては、いまだに多くの人がプレイしているであろうDirect X11環境におけるパフォーマンスを「3DMark」の「Fire Strike」で検証する。テストプリセットはフルHDの「Fire Strike」とWQHDの「Fire Strike Extreme」、4Kテストの「Fire Strike Ultra」をすべて実行した。
無印テストはフルHD環境とあって、総合スコア約34,000でフレームレートも220fpsを超える勢い。WQHDテストの「Fire Strike Extreme」でもフレームレートは150fpsに迫る高水準な結果を叩き出し、重量級タイトルでもゲーミング液晶を組み合わせたリッチなプレイが楽しめそうだ。
また、4Kテストの「Fire Strike Ultra」でもスコアが約14,000、フレームレートは70fps半ばを超えており、実力は十分。プレイタイトル次第では積極的に4Kプレイを狙っていきたい。