エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1415
2024.04.28 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからは、ゲーミングパフォーマンスへの影響を確認していこう。まずは3Dグラフィックスの定番ベンチマーク「3DMark」の結果をみていこう。プリセットは「Speed Way」「Time Spy Extreme」「Time Spy」「Fire Strike Ultra」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike」の6種類を使用した。
GPUの負荷が極端に高くなる「Speed Way」や、4K解像度(3,840×2,160ドット)でテストされる「Time Spy Extreme」「Fire Strike Ultra」などでは誤差の範囲だが、負荷が低めのWQHD(2,560×1,440ドット)やフルHD解像度(1,920×1,080ドット)で実行される「Time Spy」と「Fire Strike」では、2~3%程度だが、スコアに差がついた。
続いては定番ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」を使って確認していこう。グラフィックス品質は”最高品質”で、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を実行している。スコアとレポートに記述されるテスト実行中の平均フレームレートをまとめた。
傾向は「3DMark」に近く、グラフィックスカードへの負荷が高い4K解像度では、ほぼ横並び。一方でフルHD、WQHD解像度だとDDR5-4800から、スコアが約5%、平均フレームレートが約3%伸びている。両ベンチマークでは、グラフィックスカードへの負荷が低くなるにつれ、高クロックメモリの効果が現れるようだ。
続いては「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチマークのスコアを確認しておこう。描画品質は、最も高くなるようにカスタマイズし、フルHD、WQHD、4K解像度の3種類で実行している。
「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」のような有意な差は出なかったが、負荷の低いフルHD解像度で約2%スコアが伸びていた。