エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1421
2024.05.15 更新
文:撮影・藤田 忠
続けて7月2日に発売が予定されているファイナルファンタジーXIVの最新拡張パッケージに対応した「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマーク」で確認していこう。グラフィックス設定は「標準品質(デスクトップPC)」を選び、解像度は1,920×1,080ドットと1,280×720ドットで実行した。超解像度技術はFSRを、”60fpsを下回った時に適用”した。
解像度1,920×1,080ドットのスコアは8,000台で、指標は”快適”、平均フレームレートは60fpsを下回ったが、解像度を1,280×720ドットまで下げることで、スコアは10,000まで伸び、平均フレームレートは77.78fpsを記録した。7型液晶では、解像度1,280×720ドットでも、プレイを楽しめるのでありだろう。
実際に「ファイナルファンタジーXIV」をプレイしてみると、1,920×1,080ドットの「標準品質(デスクトップPC)」で「リムサ・ロミンサ」を巡ったが、フレームレートは70~100fps前後を出していた。ここでは、数時間ほどプレイしたが、スムーズに楽しむことができた。
次に定番eスポーツタイトルとなるタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」で確認していこう。APIに”Vulkan”を選択し、グラフィックス設定は「総合品質」で”低”を選んだ。解像度は1,920×1,080ドット、1,280×720ドットで計測をおこなった。「レンダリングのスケーリング」のデフォルト設定は、1,920×1,080ドットが50%、1,280×720ドットが100%に設定される。
フレームレートは、解像度1,920×1,080ドットでも余裕で100fpsを超え、1,280×720ドットでは平均フレームレートは164fpsまで伸びた。低画質だが、7型120Hz液晶のパフォーマンスを十二分に発揮させられる結果だ。グラフィックス設定を上げてプレイするのも良いだろう。
人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」でも確認しておこう。グラフィックス設定は、プリセットが用意されていないため、設定は”低”または”無効”を選んだ。解像度は、これまでと同じでフレームレートは「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際を「CapFrameX」を使用して記録している。
Apex Legendsは、”低”画質でテストした |
1,920×1,080ドットでは60fpsを若干下回ったが、1,280×720ドットは90fps台まで伸びた。操作性や、画面が小さいためのエイム精度といった点が気になるジャンルのゲームだが、フレームレートは十分プレイを楽しめる値となっている。
続いて人気の「HELLDIVERS 2」でも確認しておこう。グラフィックス設定はプリセットで”低い”を選んだ状態と、レンダリングスケールを”通常”から、”クオリティ”に変更した状態で計測を行った。フレームレートはチュートリアルの一定ルートを移動した際を「CapFrameX」で記録した。
「Apex Legends」よりも負荷が高く、1,920×1,080ドットではギリギリ遊べる30fps台だが、1,280×720ドットなら60fpsに届き、レンダリングスケールを”クオリティ”に設定すれば、さらにフレームレートに余裕が生まれる。