エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1421
2024.05.15 更新
文:撮影・藤田 忠
昨年、高評価を得たアクションゲームの「ARMORED CORE VI」をプレイした際の挙動もみていこう。グラフィックス設定は、”低”に設定。フレームレートはチャプター1「密航」の市街を一定ルート移動した際を「CapFrameX」を使用して記録している。
1,920×1,080ドットは40fps台になるが、1,280×720ドットでは61.6fpsとスムーズにプレイできるフレームレートになった。実際、市街をブーストで移動するなど、なかなか爽快にプレイを楽しめた。
GPU負荷が高くなるゲームタイトルも試していこう。まずは「GRANBLUE FANTASY Relink」の挙動もみていこう。グラフィックス設定は、最も低い”標準”を選び、描画負荷が高めの街中を一定ルート移動した際のフレームレートを、「CapFrameX」で記録した。
1,920×1,080ドットは平均フレームレートでも30fpsギリギリになるが、1,280×720ドットなら60fpsには届かなかったが、30fpsを上回っていた。カクツキは多少あるが戦闘シーンアクションを含め、プレイを楽しむことができた。
続けて、6月に大型DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」が発売される「ELDEN RING」の挙動も確認してみた。グラフィックス設定は、「品質設定」で”低”を選び、一定ルートを移動した際のフレームレートを、「CapFrameX」で記録した。
「ARMORED CORE VI」と同じフロム・ソフトウェアのゲームタイトルだが、描画負荷はより高く、フレームレートは1,280×720ドットでも48.60fpsになった。プレイを楽しむには十分な水準ながら、パリィのようなシビアな操作には多少の慣れが必要かもしれない。
最後は定番の重量級タイトルとなる「Cyberpunk 2077」で挙動を確認しておこう。グラフィックス設定は、ポータブルゲーミングデバイスの「Steam Deck」向けプリセットを選び、超解像度技術を無効にした状態と、Intelの超解像度技術「XeSS」を「バランス」で効かせた状態で、内蔵ベンチマークを実行した。解像度はここまでと同じく、1,920×1,080ドットと1,280×720ドットで試している。
重量級だけある結果で、「XeSS」を効かせることで、1,280×720ドットでプレイすることが可能な30fpsオーバーを維持できた。快適とは言えないが、30fpsで普通にプレイを楽しむことはできる。