エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1422
2024.05.18 更新
文:編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、ここからはパッケージから取り出した「DeskMini X600」の評価サンプルをチェックしていこう。これまでの「DeskMini」シリーズと同じく、外形寸法(縦置き時)は幅80mm、奥行き155mm、高さ155mm、容量はわずか1.92リットルで、ATX電源ユニットとほぼ同じサイズ。ACアダプタも小型、軽量化されているため、自宅と会社など持ち運んでの運用でも苦労することはないだろう。またディスプレイ出力はDisplayPort、HDMI、D-Subの3系統を備え、トリプルディスプレイに対応する。
筐体デザインはこれまでの「DeskMini」シリーズを継承。フロントパネルはヘアライン加工が施され、ボタンは電源ボタンのみ実装している |
左サイド(横置き時)には4箇所にゴム足を貼り付けるためのくぼみが設けられており、縦置きも可能 |
エアフローを考慮し、天板や右サイドだけでなく、背面のわずかなスペースにも可能な限り正方形の通気孔が設けられている |
天板部分のフロント寄りにはUSB Type-Aポートを2口増設可能 |
底面には4箇所にゴム足を貼り付けるためのくぼみと、VESAマウントキット(別売り)を取り付けるためのネジ穴が設けられていた |
フロントインターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 Type-A×1、USB 3.2 Gen 1 Type-C×1、マイク入力×1、ヘッドセットジャック×1で、Type-Cポートの帯域幅が5Gbpsなのは少々残念。「DeskMini B760」と同じ帯域幅20GbpsのUSB 3.2 Gen 2×2にしてほしいところだ |
リアインターフェイスはHDMI×1、DisplayPort×1、D-Sub×1の3系統のディスプレイ出力の他、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2と2.5ギガビットLANを搭載 |