エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1428
2024.06.14 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
「ELSA GALUDA-D FINAL FANTASY XIV Edition」の概要を把握したあとは、外観と内部構造をじっくりと眺めていこう。なおベースとなる筐体はIn Win製で、外形寸法は幅220mm、奥行き460mm、高さ465mm(突起物含まず)のミドルタワーPCケースだ。
おさらいすると、強化ガラスパネル面に「ハイデリン」、右側面のソリッドパネルに「ゾディアーク」をそれぞれデザイン。ホワイトとブラックともに「ハイデリン」は白色で描かれているが、ホワイトモデルの「ゾディアーク」は銀色で描かれている。
ホワイトモデル |
ブラックモデル |
ホワイトとブラックモデルの背面。排気ファンを備え、電源ユニットはボトム配置である事が分かる |
フロントトップのインターフェイスには、USB 3.0 Type-A×2、マイク入力、ヘッドフォン出力端子を装備 | フロントパネルの内側には、筐体内へのホコリの侵入を抑えるダストフィルターが装着済み |
トップとボトムにもメンテナンスが容易にできる着脱式ダストフィルターを装備 |
続いて内部を確認していこう。なお今回の検証にはホワイトのハイエンドモデルと、ブラックのスタンダードモデルを借り受けた。異なる搭載パーツ以外は、主にホワイトモデルを紹介していこう。
強化ガラスを外したハイエンドモデルの左側面 |
左サイドパネルを外して内部を確認すると、フロントファンから取り込んだ外気はCPUクーラーとグラフィックスカードに対し、直接風が当たるエアフローレイアウトが採用されている事が分かる。なおCPUクーラーには、大型ヒートシンクと120mmファンで構成されたサイドフロー型空冷CPUクーラーのDeepCool「AK500」を標準で装備。筐体カラーに合わせ、ホワイトには「AK500 WH」、ブラックには「AK500 ZERO DARK」が組み合わされる。
右側面からは2.5インチSSD専用トレイ等の空きスペースが確認できる。ケーブルが綺麗にまとめられている点にも注目 |
ホワイトカラーを採用するDeepCool「AK500 WH」 | フロントとリアのRGB LEDファンも筐体に合わせたカラーを採用 |
重量級グラフィックスカード、GeForce RTX 4080をしっかり支えるステイも標準装備 |
エルザジャパンが国内代理店を務めるINNO3DのGeForce RTX 4080グラフィックスカードを搭載 | 国内設計・製造で品質に定評のセンチュリーマイクロ製DDR5-5600メモリ64GB(32GB×2)を搭載 |
ハイエンドモデルには容量に不安のない1,000Wの電源ユニットが採用されている |
続いてブラックのスタンダードモデルの内部を見ていこう。
筐体内部も黒1色に統一されたブラックモデル |
右側面。搭載する電源ユニットが異なるため電源ケーブルはフラットタイプではないが、綺麗にまとめられていた |
ヒートシンクも黒色のCPUクーラー「AK500 ZERO DARK」を搭載 | RGB LEDファンのフレームはもちろんブラック色 |
デュアルファン仕様のGeForce RTX 4070グラフィックスカードはELSA製だった |
ハイエンドモデルと同じく、センチュリーマイクロ製DDR5メモリ(DDR5-5600 16GB×2 32GB)を搭載 | スタンダードとエントリーモデルの電源ユニットの容量は750Wになる |
右側面には2.5インチシャドウベイ×2と3.5インチシャドウベイ×2を装備。ストレージを追加して、プレイ動画を好きなだけ残すのも良いだろう |
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