エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1429
2024.06.17 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
それではまず、Core i9-14900Kの標準設定であるPL1=125W/PL2=253W設定時の冷却性能を確認していこう。
PL2動作になり、Package Powerが253Wまで上昇するテスト開始約1分間はCPU温度も90℃弱まで上昇する。しかし、Package Powerが125W前後で落ち着くPL1動作に移行したあとはいずれのテストでも55℃前後でほぼ安定して推移するようになる。
PL2動作の冒頭約1分間はファンもフルに回転するが、PL1動作に移行したあとは1,450rpm前後まで回転数が低下する。ノイズレベルも37dBA前後で、バラック状態でのテストにも関わらず風切音はほとんど気にならなかった。またCPUの温度は55℃前後で推移していることから、さらにファンの回転数を絞っても全く問題ないだろう。