エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1431
2024.06.24 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:Tawashi
ここからは、COMPUTEX TAIPEI 2024のEndgame Gearブースに持ち込まれていた、注目の新型マウスをチェックしていこう。その中でも、一部モデルはすでに国内代理店の株式会社アーキサイトより取り扱いがスタート。早々に店頭販売が開始されることになった。
このほど国内向け販売が開始されたハイエンドモデルが、つかみ持ち特化の小型フォルムを採用する「OP1 8K」だ。先行で販売されている「OP1we」の有線8Kモデルにあたり、MCUとしてNuvoton M483を搭載することで最大8,000Hzの超高速ポーリングレートに対応する。市場想定売価は税込13,480円前後。
XMシェイプの理念を取り入れつつ、指の位置を固定しないフラットな側面形状を採用するなど、基本設計は「OP1we」譲り。センサーは最大26,000cpiのPixArt PAW3395を搭載しており、主な仕様は最大トラッキング速度650IPS、最大加速度50Gなど。
ちなみに会場にはパープルフロストのサンプルが展示されていたが、こちらはセンサーが最新のPAW3950に変更された限定モデルで、ヨーロッパや北米など一部地域のみでの販売が予定されているという。将来的な国内向け展開の有無も気になるところだ。
そのほか、メインボタンは8,000万回耐久のKailh GXを実装しスイッチ換装にも対応、ミドル・サイドボタンには2,000万回耐久のKailh GM 2.0が採用されている。
また、会場では展示されていなかったものの、「OP1we」からセンサーをPAW3395にアップグレードした有線ノーマルモデル「OP1」(市場想定売価税込9,480円前後)、そのRGBモデルである「OP1 RGB」(市場想定売価税込13,480円前後)もラインナップ。シリーズ揃ってCOMPUTEX明け早々に国内向け販売が開始されている。
【関連記事】Endgame Gear、つかみ持ち特化の8,000Hz対応ゲーミングマウス「OP1 8K」など3製品発売(2024.06.20 12:13 更新)
外形寸法はシリーズ共通で幅60.5mm、奥行き118.2mm、高さ37.2mm。重量は「OP1 8K」と「OP1」が約50.5g、「OP1 RGB」が約51.5gだ。
「OP1 8K」をはじめ、「OP1」シリーズ3モデルは日本市場でも6月20日より販売が開始された |
「OP1we」の上位モデルにあたる、つかみ持ち特化の小型ワイヤレスマウス「OP1w 4K」も展示されていた。三角柱状のアダプタを使用し、ワイヤレスモデルながら最大4,000Hzのレポートレートに対応する。
センサーは最大26,000cpi/650IPS/50GのPixArt PAW3395を搭載。メインボタンに8,000万回耐久のKailh GXスイッチ、ミドル・サイドボタンに2,000万回耐久のKailh GM 2.0スイッチを採用する点は、上記同様だ。なお、重量は59.5gとされる。
カラーはブラックとホワイトのほか、スケルトン仕様のダークフロストとホワイトフロストを合わせた4色をラインナップする。