エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1441
2024.07.26 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
まずはCore i9-14900Kの標準設定であるProcessor Base Power(以降:PBP)=125W、Maximum Turbo Power(以降:MTP)=253Wに合わせて、PL1=125W/PL2=253Wに設定した場合の冷却性能を確認していこう。
Package Powerが253Wまで上昇する冒頭約1分間は、動作クロック、CPU温度とも跳ね上がる。しかし、Package Powerが125W前後に移行したあとは、いずれのテストでもCPU温度はおおむね50℃半ばで安定して推移しており、冷却性能にはまだかなり余裕がある。
PL2動作の冒頭約1分間は、CPU温度と同じくファン回転数も2,000rpm前後、ノイズレベルも約45dBAまで上昇するが、Package Powerが125W前後になるとファン回転数は1,200rpm前後、ノイズレベルは35dBA前後まで低下し、風切音は全く気にならなかった。