PL1/PL2=181W設定時の冷却性能をチェック

次はPL1とPL2の両方をCore i5-14600KのMaximum Turbo Powerである181Wに設定した状態で計測を行った。その際の「CNPS13X DS BLACK」の挙動を見ていこう。

PL2動作時のみクロックが高かったPL1=125W/PL2=253W設定時とは異なり、5GHz近くまで上がったPコアを筆頭に全体的に500MHzほどクロックが上昇。設定通りにパフォーマンスが向上している。Package Powerも安定して推移しているほか、CPU温度は80℃台をキープ。まだ余力を残しているようだ。

PL1/PL2=181W設定時のファン回転数と騒音値

ファン回転数が最大の2,000rpmまで上昇しており、騒音値もPL1=125W/PL2=253W設定時からさらに上がって耳に届く音も大きくなっている。CPU温度は80℃台と多少の余裕があったが、それはファンが最大限に回転することで生み出されているようだ。