エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1445
2024.08.07 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
ここからは早速Ryzen 7 9700XとRyzen 5 9600Xを実際にPCに組み込みパフォーマンスをチェックしていこう。マザーボードはAMD X670Eチップセットを搭載したMSI「MEG X670E ACE」で、BIOSはAMDより提供されたものを使用している。また比較対象として前世代モデルのRyzen 7 7700X、Ryzen 5 7600Xと、Core i7-14700KをPL1/PL2=253Wに設定した状態でも計測を行っている。
Ryzen 7 9700Xでは、Simultaneous Multi-Threading機能が実装されているためOSからは16基の論理プロセッサを認識する |
CCDの製造プロセスは4nmで、L2キャッシュは1MB×8、L3キャッシュは32MB |
シングルスレッド処理時は最高で5.55GHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時のクロックは4.6~5.0GHzで変動していた |
Ryzen 5 9600Xの「タスク マネージャー」では、12基の論理プロセッサを認識 |
CCDの製造プロセスはRyzen 7 9700Xと同じ4nmだが、CPUコアが2基無効化されているためL2キャッシュは1MB×6になる |
シングルスレッド処理時は最高で5.45GHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時のクロックは5.0~5.15GHzで変動していた |