エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1445
2024.08.07 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
ここからは定番3Dベンチマーク「3DMark」の結果を確認していこう。まずはクロスプラットフォームに対応する最新テスト「Steel Nomad」の結果を確認していこう。
テスト項目が「Graphics test」しかない「Steel Nomad」では、グラフィックスカード(GPU)以外の影響はほぼ無いようで、すべてのCPUでスコアは横並びになった。
続いてAPIにDirectX 12を使用するラスタライズテスト「Time Spy」のスコアを確認していこう。なおハイエンド構成ということを考慮して、プリセットには「Time Spy」と「Time Spy Extreme」を使用している。
3Dテストにしては珍しく、マルチスレッド性能の影響が大きいこともあり、Core i7-14700Kが最も高いスコアを記録した。また先代モデルと比較すると、Ryzen 7 9700X、Ryzen 5 9600Xともすべてのテストでスコアが上昇しており、グラフィック系のテストでもZen 5アーキテクチャを採用したメリットは確実にある。
APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」のスコアもチェックしていこう。こちらもハイエンド環境ということを考慮して、「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類のプリセットを選択した。
「Time Spy」の結果と同じく、「Fire Strike」でも全てのテストで先代モデルからスコアが上昇している。またRyzen 7 9700XとCore i7-14700Kのスコアが逆転しているのも大きな特徴だ。