エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1446
2024.08.09 更新
文:撮影・藤田 忠
日々秋葉原を巡っているエルミタ編集部。夏休みとあって、平日もPC自作のパーツ構成を相談している人を、いつもよりも多く見かけるようになっている。そんなPC一式購入や、マザーボードとCPUを入れ替えてのアップグレードを考えている人におすすめしたいのが、LGA1700からSocket AM5、AM4に至るマザーボード各種をはじめ、オールインワン型水冷ユニット、PCケース、電源ユニットまで、お買い得品が充実しているMSIだ。
さすがエムエスアイコンピュータージャパン株式会社(本社:東京都台東区)は、自作の旬をわかっており、人気のある白色モデルもお買い得になっている。この夏限りのそんなお買い得なパーツのなかから、”OS込みで予算は30万円”、”ホワイトコーディネート”、”WQHDゲーミング”をキーワードに、秋葉原を巡って構成してみた。
最も大事なプラットフォーム選びは、コストを抑えてゲーミングPCを組めるRyzen 5 5700Xを組み合わせたSocket AM4と悩んだが、今年1月に30,000円台で発売されたMicroATXマザーボードの「MPG B760M EDGE TI WIFI」が、なんと19,980円まで値下がりしているのを発見。ハイエンドCPUの性能も引き出せる12+1+1フェーズの電源回路に、最新の6GHz帯に対応する高速無線LANのWi-Fi 6E、そしてホワイトコーディネートにマッチする白銀カラーのヒートシンクを備え、この価格は買い!と判断した。
コスパ爆上がりと言える「MPG B760M EDGE TI WIFI」。拡張スロットの少ないMicroATXだが、困ることはないだろう |
Ryzen 5 5700Xを若干上回る性能となるCore i5-14400や、オーバースペックになるがARGBファンを採用する360mmラジエーター搭載のオールインワン型水冷ユニット、真っ白PCケースなどをサクッと選択。出来上がったのが、CPUにCore i5-14400、GeForce RTX 4070 SUPER、32GB DDR5メモリなどで、Windows 11 Home込みで約272,000円のこの構成だ。
ここではCore i5-14400を選択したが、20コア/28スレッドのCore i7-14700Fも、300,000円内に収められる |
PCケースはキミに決めた!といった感じに、フロントメッシュ、4基のARGBファンを備え、奇麗な白色の「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW WHITE」をチョイス |
360mmサイズラジエーターだけでなく、240mmラジエーター採用モデルもお買い得になっていた |