ベンチマークテスト：Assassin’s Creed Mirage

「Assassin’s Creed」シリーズの最新作「Assassin’s Creed Mirage」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィック品質」は“最高”、「アップサンプルタイプ」は“AMD FSR2”、アップサンプルクォリティは“バランス”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。

もともとIntel製CPUが強いベンチマークだが、フルHD解像度ではRyzen 9 9950X、Ryzen 9 9900Xとも第14世代Intel Coreプロセッサに匹敵するパフォーマンスを発揮している。ちなみに4K解像度やWQHD解像度では、これまでのベンチマークと同様、GPU性能の影響のほうが大きいため明確な違いは出なかった。

ベンチマークテスト：Avatar: Frontiers of Pandora

映画「Avatar」シリーズをベースにしたオープンワールドゲーム「Avatar: Frontiers of Pandora」のゲーム内ベンチマークのスコアも確認しておこう。「グラフィック品質」は“ウルトラ”、「テンポラルアップスケール」は“AMD FidelityFX Super Resolution 3”、「フレーム生成」は“オン”、「スケーリング品質」は“バランス”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。

やはり4K解像度やWQHD解像度ではグラフィックスカードの影響が大きくスコアに有意な差は出ていない。ただし、フルHD解像度では、先代モデルに比べてRyzen 9 9950Xで約8％、Ryzen 9 9900Xでも約5％上回るフレームレートを記録している。また第14世代Intel Coreプロセッサとの比較でも、Ryzen 9 9000Xシリーズは同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮する。

ベンチマークテスト：Cyberpunk 2077:Phantom Liberty

重量級のゲームとして知られるオープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は“レイトレーシング：ウルトラ”、「解像度スケーリング」は“AMD FidelityFX Super Resolution 2.1”、「AMD FidelityFX Super Resolution 2.1」は“バランス”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。

ゲームの中でも特に負荷の高いテストということで、すべての解像度でCPUによる違いは出なかった。レイトレーシングを使用する重量級のゲームでは、一定以上のCPUを使っていればほとんどスコアに影響が無いことは覚えておく必要がある。