エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1449
2024.08.16 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ギッシリとコンポーネントが詰め込まれた内部構造。かなりの面積を冷却機構が占有していることが分かる |
続いては「Razer Blade 18」のフレームを開封し、その内部構造を除いてみよう。特に目を引くのが、最強のパフォーマンスを支える重要な装備である冷却機構だ。
特許取得の一体成型ベイパーチャンバーを採用するほか、冷却ファンは左右に44mmブレードのデュアルファン、さらにバッテリの間に小口径ファンを備えるトリプルファン構成。デュアルファン間に広がるカバーの裏が丸ごとベイパーチャンバーという、大がかりな機構になっている。
左右両サイドに搭載された44mmブレードの冷却ファン。中央が凹んだ独特のブレード形状になっている |
使用中は手前側になる、バッテリ間に内蔵された冷却ファン。上部のデュアルファンに比べるとやや小さめだ |
91.7Whr(5,955mAh)の内蔵バッテリ。ファンを挟んでデュアルセル構成で組み込まれている |
メモリとストレージにもダイレクトにアクセスできる構造で、メモリスロットはDDR5-5600MHz対応のSO-DIMMスロット×2を搭載。評価機の「RZ09-0509TJK3-R3J1」には標準で16GB×2の32GBが組み込まれており、カスタマイズで最大96GB(DDR5-5200MHz)までを実装可能だ。
ストレージはPCI Express 4.0(x4)対応のM.2スロット×2を左右に搭載。評価機には標準で1TB NVMe SSDが組み込まれており、最大で4TB+4TBの合計8TB構成にアップグレードすることもできる。
メモリスロットはDDR5-5600MHz動作のSO-DIMM×2構成。出荷時期などによって変更される可能性があるが、評価機にはSK hynixチップの16GB×2が実装されていた |
組み込まれていたのは、旧LITE-ONの流れを汲むキオクシア傘下のSolid State Storage Technology製SSD。PCI Express 4.0(x4)対応で、容量は1TBだ |
M.2スロットは合計2基あり、評価機の場合は片方が空きスロットになっていた | Wi-Fi 7に対応する、Intel製のIntel BE200モジュールが組み込まれている |
パームレスト直下の両サイドに搭載されているスピーカーユニット |
アルミ製の底面プレート。M.2 SSDなどの放熱対策のため、熱源に接する部分にはサーマルパッドが貼り付けられていた |